特許
J-GLOBAL ID:200903061897582885

SIMD型演算器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-182105
公開番号(公開出願番号):特開2000-020486
出願日: 1998年06月29日
公開日(公表日): 2000年01月21日
要約:
【要約】【課題】 従来のSIMD型演算器では、演算の結果桁あふれが発生する場合や倍精度演算を行う場合は3サイクル以上の演算処理が必要であり、この処理回数の削減を目指す。【解決手段】 データの2つの入力手段においてそれぞれ複数(2n)個のデータ格納部を設け、それらデータ格納部のうち半分のみ有効データ格納部とし、残りを無効データ格納部とする。演算処理時には、有効データ格納部に格納されるデータのみ用いる。それらデータの長さをそれぞれ倍に拡張しおのおのの演算に繋げ、倍の長さのデータ格納部に出力することで、上記課題の解決手段とする。データ入力手段のうち1つがただひとつの有効データ格納部を有する場合でも、上記解決手段は有効である。演算処理時、データの符号拡張も考慮する。
請求項(抜粋):
2つの演算データ入力手段と1つの演算結果データ出力手段を持つSIMD(Single Instruction MultipleData)型演算器であって、第1の入力手段及び第2の入力手段はいずれも所定のデータ長の長さであり、かつ長さの等しいデータ格納部を2n個有し、出力手段は上記入力手段と同一の長さであり、かつ長さの等しいデータ格納部を2n-1個有し、第1の入力手段の各データ格納部に格納されるデータ(A)とこれに対応する第2の入力手段の各データ格納部に格納されるデータ(B)とを用いて所定の演算を行った結果得られたデータ(C)を対応する出力手段のデータ格納部に格納する演算器において、第1の入力手段及び第2の入力手段のそれぞれにおける各データ格納部は2n-1個の有効データ格納部と2n-1個の無効データ格納部とからなり、第1の入力手段の有効データと第2の入力手段の対応する有効データとを用いて演算した結果を出力手段の対応するデータ格納部に格納する。
IPC (3件):
G06F 15/16 610 ,  G06F 9/38 370 ,  G06F 15/80
FI (3件):
G06F 15/16 610 A ,  G06F 9/38 370 X ,  G06F 15/80

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