特許
J-GLOBAL ID:200903061898042540

液体移し装置及び該装置を使用する液体の移し替え方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-343312
公開番号(公開出願番号):特開平9-290012
出願日: 1996年12月24日
公開日(公表日): 1997年11月11日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 注射器とバイアルとの間における液体の移し替えを行い得る装置を提供する。【解決手段】 液体移し装置20は、注射器結合端24aと、バイアル結合端24bと、これらの端部同士を連通させる液体通路構造体とを備える。単一口部、2バイアルの場合、この液体移し装置を使用し、バイアル結合端をバイアルの頂部と直接、結合する。2口部寸法、2バイアルの場合、液体移し装置はバイアル結合アダプタ26と共に使用される。アダプタは、使用される2寸法のバイアルの小さい方のバイアルの頂部に結合する。注射器及びバイアルに装置を結合し、液体の移し操作の後、バイアルを取り外し、バイアル結合アダプタ及び液体移し装置も取り外される。より大寸法のバイアルを液体移し装置内のバイアル結合端に結合し、注射器により大寸法の結合バイアルとの間の移し操作が為される。
請求項(抜粋):
注射器及びバイアルの間に作用可能に介在させることのできる細長い単一の液体移し装置であって、突き刺し可能なストッパにより閉じられる口部を有する容器を備える型式のバイアルと共に使用される構造とされ、前記ストッパが中空内部の中央環状の突出壁構造体を備え、開いた端部がカップを画成し、基部が容器の内部(軸方向)を向いた液体の移し装置にして、注射器結合端部と、バイアル結合端部と、前記注射器結合端部から該バイアル結合端部に向けて該液体の移し装置の中心を軸方向に伸長する細長い通路と、前記バイアルとの結合端部に隣接する該通路と連通した横方向を向いた少なくとも1つのポートとを有する液体通路構造体であって、前記通路と前記ポートとの連通領域にて、前記ポートからの液体の流れを前記通路の長軸線に関して略半径方向への流れに主として制限する構造とされた前記液体通路構造体とを備え、前記バイアル結合端部が、液体の移し装置を該バイアルに結合したとき、前記ポートがストッパのカップ内に配置され且つカップの基部に近接した位置に配置されるようにしたことを特徴とする液体の移し装置。
IPC (2件):
A61J 1/20 ,  A61J 1/06
FI (2件):
A61J 3/00 314 C ,  A61J 1/06 H
引用特許:
審査官引用 (6件)
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