特許
J-GLOBAL ID:200903061899133727

シート状物及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-301620
公開番号(公開出願番号):特開平7-150478
出願日: 1993年12月01日
公開日(公表日): 1995年06月13日
要約:
【要約】【目的】 高密度で充実した触感を有し、折れシボが細かく、反発感の少ない皮革類似のシート状物を提供する。【構成】 極細繊維の束状繊維の絡合不織布とその内部空間に存在するポリウレタンを主体とした弾性樹脂バインダーとからなるシート状物において、該ポリウレタンがポリエステル、ポリラクトン、ポリカーボネート、ポリエーテルからなる群より選ばれた少なくとも1種のポリマージオール(A)、(A)成分の5〜30重量%のポリジメチルシロキサン構造単位を有した数平均分子量1000〜10000のポリマージオール(B)、有機ジイソシアネートと鎖伸長剤とを反応せしめて得られ、100%伸長時のモジュラスが15〜60kg/cm2の範囲にあるポリウレタンであり、該弾性樹脂バインダーは極細繊維束の束の内部には実質的に存在せず、かつ実質的に多孔質状態となっていないシート状物。
請求項(抜粋):
極細繊維の束状繊維の絡合不織布とその内部空間に存在するポリウレタンを主体とした弾性樹脂バインダーとからなるシート状物において、該ポリウレタンがポリエステル、ポリラクトン、ポリカーボネート、ポリエーテルからなる群より選ばれた少なくとも1種のポリマージオール(A)、(A)成分の5〜30重量%のと下記一般式化1で示されるジメチルシロキサン構造単位を有した数平均分子量1000〜10000のポリマージオール(B)、有機ジイソシアネートと鎖伸長剤とを反応せしめて得られ、100%伸長時のモジュラスが15〜60kg/cm2の範囲にあるポリウレタンであり、該弾性樹脂バインダーは極細繊維束の束の内部には実質的に存在せず、かつ実質的に多孔質状態となっていないことを特徴とするシート状物。【化1】(ただし、nは10以上100以下の整数である。)

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