特許
J-GLOBAL ID:200903061900949191

炭素繊維束およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 宮崎 昭夫 ,  石橋 政幸 ,  緒方 雅昭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-318436
公開番号(公開出願番号):特開2009-138313
出願日: 2007年12月10日
公開日(公表日): 2009年06月25日
要約:
【課題】太物トウでありながらも、品質、性能に優れた炭素繊維束を提供する。【解決手段】フィラメント数が49,000以上のアクリロニトリル系前駆体繊維束を、n個(nは3以上の整数)の別々に温度コントロール可能なゾーンを有する耐炎化炉で耐炎化処理し、耐炎化処理された繊維束を不活性雰囲気中で炭素化処理する。耐炎化処理の処理時間は100分以下とすし、かつ耐炎化炉に投入する繊維束および各ゾーン通過後の繊維束の密度が所定条件を満たすように、耐炎化処理条件を制御する。【選択図】なし
請求項(抜粋):
フィラメント数が49,000以上のアクリロニトリル系前駆体繊維束を、n個(nは3以上の整数)の別々に温度コントロール可能なゾーンを有する耐炎化炉で耐炎化処理し、耐炎化処理された繊維束を不活性雰囲気中で炭素化処理する炭素繊維束の製造方法であって、 前記耐炎化処理の時間が100分以下であり、かつ 前記耐炎化処理において、1番目のゾーンに導入するアクリロニトリル系前駆体繊維束の密度をρ0(g/cm3)、1,2,・・,n番目のゾーン通過後のアクリロニトリル系前駆体繊維束の密度をそれぞれρ1,ρ2,・・,ρn(g/cm3)としたとき、以下の式(1)〜(3)を満足する炭素繊維束の製造方法。 1.15≦ρ0≦1.19 (1) 0≦ρ1-ρ0<ρ2-ρ1<・・<ρn-ρn-1≦0.1 (2) 1.33≦ρn≦1.37 (3)
IPC (1件):
D01F 9/22
FI (1件):
D01F9/22
Fターム (8件):
4L037CS03 ,  4L037FA01 ,  4L037FA12 ,  4L037PA55 ,  4L037PA57 ,  4L037PC09 ,  4L037PS02 ,  4L037PS12
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開昭62-215018号公報
審査官引用 (3件)

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