特許
J-GLOBAL ID:200903061901567500

マイクロマニピュレータ微動操作装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 磯野 道造
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-156533
公開番号(公開出願番号):特開平10-003043
出願日: 1996年06月18日
公開日(公表日): 1998年01月06日
要約:
【要約】【課題】マイクロマニピュレータの微動操作装置において、ジョイスティックを用いることなく、油圧等の液圧や電気を介在させることなく、手動操作可能で、しかも長時間経過してもマイクロツール先端が動くことがないようにする。【解決手段】一側面に開口を有する箱形ケース2と、一側が閉塞された円筒状で上下微動用螺子軸を回動させる上下微動用操作ハンドル14と、左右微動用操作ハンドル33と、前後微動用操作ハンドル40とを有し、上下微動用操作ハンドル14を回動すると、第1の微動体及びマイクロマニピュレータ取付用バー22が上下方向に微動し、左右微動用操作ハンドル33を回動すると、第1の微動体及びマイクロマニピュレータ取付用バー22が左右方向に微動し、前後微動用操作ハンドル40を回動すると、第1の微動体及びマイクロマニピュレータ取付用バー22が前後方向に微動してなるマイクロマニピュレータ微動操作装置1とした。
請求項(抜粋):
一側面に開口を有する箱形ケースと、該箱形ケースの上板の孔に嵌着された第1の軸受に貫設された雌螺子に螺合する上下微動用螺子軸と、一側が閉塞された円筒状で、前記上下微動用螺子軸の上端を固定し、上下微動用螺子軸を回動させる上下微動用操作ハンドルと、前記上下微動用螺子軸の下端を回動自在かつ離脱不能に支持する第1のスライダーと、上部に前後方向に刻設され前記第1のスライダーを摺動可能に嵌合する凹溝を、下部に左右方向に刻設された下向きの凹溝を有する第2のスライダーと、該第2のスライダーの下部の凹溝に摺動可能に嵌合する第3のスライダーと、略上下方向に伸長した板状で、裏面上部に前記第3のスライダーの基端を固設し、上下方向に貫設した平面視長方形の第1の貫通孔を有し、該貫通孔の裏面側側面下部に左右方向に貫設しかつ下方が開放された第2の貫通孔を有し、前後方向の一側にマイクロマニピュレータ取付用バーの基端を横設し、該マイクロマニピュレータ取付用バーの先端が前記箱形ケースの開口から突出し移動可能な第1の微動体と、該第1の微動体の第1の貫通孔に摺動可能に嵌合する上下方向に延出した第4のスライダーと、該第4のスライダーの裏面下部に基端を固設し左右方向に延出した第5のスライダーと、該第5のスライダーの上面先端側に突設され前後方向に延出した第6のスライダーとを有し、前記第1の微動体と上下方向に摺動自在で左右方向及び前後方向に摺動不能に嵌合する第2の微動体と、前記第2の微動体の第6のスライダーと摺動可能に嵌合する前後方向に刻設された下向きの凹溝を有する第7のスライダーと、該第7のスライダーの左右方向の前記第2の微動体と反対側の側面に先端が回動自在かつ離脱不能に支持され、前記箱形ケースの側板の孔に嵌着された第2の軸受に貫設された雌螺子に螺合する左右微動用螺子軸と、一側が閉塞された円筒状で、前記左右微動用螺子軸の基端を固定し、左右微動用螺子軸を回動させる左右微動用操作ハンドルと、上部に前記第2の微動体の第5のスライダーと摺動可能に嵌合する左右方向に刻設された凹溝を、下部に下向きに突設され前後方向に延出した第8のスライダーを、前後方向の前記第1の微動体のマイクロマニピュレータ取付用バーと反対側の側部上面略中央に上方向への膨出部を有し、前記第2の微動体と左右方向に摺動自在で前後方向及び上下方向に摺動不能に嵌合する第3の微動体と、前記第3の微動体の膨出部の側面に先端が回動自在かつ離脱不能に支持され、前記箱形ケースの側板の孔に嵌着された第3の軸受に貫設された雌螺子に螺合する前後微動用螺子軸と、一側が閉塞された円筒状で、前記前後微動用螺子軸の基端を固定し、前後微動用螺子軸を回動させる前後微動用操作ハンドルと、上面に前記第3の微動体の第8のスライダーと前後方向に摺動可能に嵌合する前後方向に延出した並設された一対の突部を設け、周部に複数の取付孔を有する前記箱形ケースの底板とを備え、前記上下微動用操作ハンドルを回動すると、第1の微動体及びマイクロマニピュレータ取付用バーが上下方向に微動し、前記左右微動用操作ハンドルを回動すると、第1の微動体及びマイクロマニピュレータ取付用バーが左右方向に微動し、前記前後微動用操作ハンドルを回動すると、第1の微動体及びマイクロマニピュレータ取付用バーが前後方向に微動してなることを特徴とするマイクロマニピュレータ微動操作装置。

前のページに戻る