特許
J-GLOBAL ID:200903061902510790

電力系統における高調波成分および逆相成分の分析方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小森 久夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-342040
公開番号(公開出願番号):特開平6-194395
出願日: 1992年12月22日
公開日(公表日): 1994年07月15日
要約:
【要約】【構成】固定周期でサンプリングして得たデータ列を、ある位相角から一定位相角範囲分切り出し、その切り出し開始位相角を任意の位相角から180°隔てた位相角まで等間隔で異ならせて複数のデータ列を抽出し、各データ列について求めた高調波成分のベクトルをベクトル平均することによって、周波数非同期性に起因する誤差を相殺して高調波成分を求める。また、互いに位相角が90°離れた2つのデータ列について逆相成分ベクトルを求め、これをベクトル加算することによって、周波数非同期性に起因する誤差を相殺して逆相成分を求める。【効果】固定周期のサンプリングにも拘らず、系統の商用電源周波数の変動に起因する誤差を極小化できる。
請求項(抜粋):
電力系統の定格系統周波数の一周期の整数分の一の固定周期で被測定信号をサンプリングしてデータ列を求め、或る位相角から一定位相角範囲分のデータ列を切り出し、その切り出し開始位相角を任意の位相角から180°隔てた位相角まで等間隔で異ならせて複数のデータ列を抽出し、各データ列についてフーリエ変換を行って高調波成分を求めるとともに、基本波成分の位相を基準として各高調波成分のベクトルをベクトル回転させ、前記各データ列毎に求めた高調波成分のベクトルを平均して、補正後の高調波ベクトルを求めることを特徴とする電力系統における高調波成分の分析方法。
IPC (2件):
G01R 23/20 ,  G01R 29/16

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