特許
J-GLOBAL ID:200903061902861437

投写型表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 喜三郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-326809
公開番号(公開出願番号):特開平8-186834
出願日: 1994年12月28日
公開日(公表日): 1996年07月16日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 入力映像信号が走査線数が多いPAL/SECAM方式でも不連続部分が発生せずにデータ圧縮を行い高品位の表示画像を形成する。【構成】 液晶ライトバルブ925R、G、Bへの映像信号の書き込みは、マイクロコントーラ2060、駆動制御回路2080R、G、Bを中心として行われ、映像信号がPAL/SECAM方式の場合、映像1画面を構成する奇数フィールドの2ラインを倍速変換して液晶ライトバルブに2ラインづつ書き込むと共に次の1ラインを1ラインに書き込む動作を、3ライン分づつ同一のパターンで行い、他方のフィールドの書き込み時、1ライン分だけ垂直方向にずれた状態で、3ライン分づつを同一パターンで書き込む。NTSC方式の場合、各ラインを倍速変換して液晶ライトバルブの2ラインづつに書き込むので、映像情報が全体として5/6に圧縮される。
請求項(抜粋):
光源と、ここから出射された白色光束を3原色の各色光束に分離する色分離手段と、分離された各色の光束を、与えられた映像信号に基づき変調する3枚の液晶ライトバルブと、これらの液晶ライトバルブを介して変調された各色の変調光束を合成する色合成手段と、合成された変調光束をスクリーン上に拡大投写する投写レンズとを有する投写型表示装置において、前記液晶ライトバルブを駆動制御する駆動制御手段は、入力される映像信号の方式を判別する判別回路と、当該判別手段による判別結果に基づき異なる駆動方式で前記液晶ライトバルブに対する映像信号の書き込み制御を行う書き込み制御回路とを備えており、当該書き込み制御回路は、入力された映像信号がNTSC方式の場合には、前記液晶ライトバルブのハーフライン駆動を行ない、当該ハーフライン駆動においては、映像1画面を構成する奇偶数2フィールドのうちの一方のフィールドの書き込み時には、映像信号の各ラインを倍速変換して液晶ライトバルブの2ラインづつに書き込み、他方のフィールドの書き込み時には、1ライン分だけ垂直方向にずれた状態で、映像信号の各ラインを倍速変換して液晶ライトバルブの2ラインづつに書き込むようになっており、前記書き込み制御回路は、入力された映像信号がPAL/SECAM方式の場合には、前記液晶ライトバブルのハーフライン駆動を行ない、当該ハーフライン駆動におては、映像1画面を構成する奇偶2フィールドのうちの一方のフィールドの書き込み時には、映像信号の垂直方向に連続する3ライン分のうちの2ライン分の映像信号を倍速変換して、液晶ライトバブルの2ラインづつに書き込むと共に残りの1ライン分の映像信号はそのまま液晶ライトバルブの1ラインに書き込む動作を、映像信号の3ライン分づつ同一のパターンで行い、他方のフィールドの書き込み時には、1ライン分だけ垂直方向にずれた状態で、映像信号の3ライン分づつを同一の書き込みパターンで液晶ライトバルブに書き込むようになっていることを特徴とする投写型表示装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-132478
  • 特開平4-132478

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