特許
J-GLOBAL ID:200903061908794936

分析装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-161615
公開番号(公開出願番号):特開平5-010958
出願日: 1991年07月02日
公開日(公表日): 1993年01月19日
要約:
【要約】【目的】実際に試薬切れを起こす以前に試薬の残余量が僅量となったことを検知でき、試薬の間欠的な滴下によるデータ異常を防止できる分析装置を提供する。【構成】検液が収容された反応管2は、は円周C上に配置され、試薬分注位置に間欠的に移送される。試薬容器4内の試薬には、それぞれ試薬を吸引するための吸引チューブ6浸漬されている。この吸引チューブ6の先端には、点線で示すようなそれぞれ2本の電極線16が設けられている。液面検知器18は、各々の試薬容器4における2本の電極線16に電流を流し、両者が導通するか否かにより液面レベルを検知する。ここで吸引チューブ6の吸引口6aは、電極線16の下端の接点16aから適宜な距離をもって、接点16aよりも下方に位置している。従って、2本の電極線16が非導通になった時点では、試薬容器4内には試薬が未だ残存している。この容器4は表示器26に表示される。
請求項(抜粋):
液状試薬が収容された複数の容器の各々に対し、試薬を吸引して採取するように、それぞれ1本づつ挿入されるべき複数の吸引チューブと、この吸引チューブで吸引された液状試薬を被検体に加えることにより、被検体に反応を与える反応手段と、上記容器内の液状試薬の残余量が僅量になったことを示す所定の液面レベルを検出するように、上記吸引チューブの各々の先端に設けられた液面レベル検出手段と、この液面レベル検出手段の検出結果に基づいて、上記所定の液面レベルが検出された容器を表示する表示手段と、液状試薬が加えられた被検体の反応を分析すると共に、上記所定の液面レベルが検出された容器における液状試薬に対する被検体の反応分析については、その液状試薬の残余量が上記吸引チューブにより吸引可能な予め定められた最低限界に達するまで継続させる分析手段とを備えたことを特徴とする分析装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭60-200170

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