特許
J-GLOBAL ID:200903061910907179

共押出用バインダーと、その多層構造物への利用および得られた構造物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 越場 隆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-187293
公開番号(公開出願番号):特開平10-067975
出願日: 1997年06月27日
公開日(公表日): 1998年03月10日
要約:
【要約】【課題】 共押出用バインダーと多層構造物へのその利用【解決手段】 エチレン共重合体とEPR型エラストマーとの混合物に不飽和カルボン酸無水物またはその誘導体をグラフトして得られる共押出用バインダー。グラフト化混合物は他の種類のエチレン共重合体で希釈することができる。バインダーはポリオレフィン/バインダー/ポリアミドまたはEVOH構造を有する物体の製造で有用。特に、硬質中空体の製造に利用される。
請求項(抜粋):
MI2 / [η] -8.77 比(絶対値)が15以上で、エチレンを少なくとも75モル%の含む少なくとも一種のポリマー(A)と、MI2 / [η] -8.77 比(絶対値)が15以上で、下記 (i)、(ii):(i) 少なくとも50モル%のエチレンを含むポリマー(B1)(ii) スチレンのブロック共重合体(B2)から選択される少なくとも一種のポリマー(B)とを含み、(A)と(B)との混合物に不飽和カルボン酸またはその官能化誘導体がグラフトされており、共グラフト化された(A)と(B)との混合物は、必要に応じて、下記 (i)、(ii):(i) エチレンのホモポリマーまたはコポリマー(C1)(ii) スチレンのブロック共重合体(C2)から選択されるポリマー(C)で希釈され、さらに、下記 (a)〜(c) を満足する共押出用バインダー:(a) エチレン含有率は70モル%以上であり、(b) カルボン酸またはその誘導体の含有率はバインダ重量に対して0.01〜10重量%であり、(c) MI10/MI2 比は5〜20である(ここで、MI2 はASTM規格D1238に準じて測定した温度 190°C、荷重2.16kgでのメルトフローインデックスであり、MI10はASTM規格D1238に準じて測定した温度 190°C、荷重10kgでのメルトフローインデックスであり、固有粘度〔η〕は温度135 °Cのデカリン溶液中で測定したポリマーの粘度指数(dl/g)を意味する)。
IPC (8件):
C09J151/00 ,  B32B 27/00 ,  C08L 23/04 ,  C08L 51/00 ,  C08L 53/00 ,  C09J123/04 ,  C09J153/00 ,  C08F291/00
FI (8件):
C09J151/00 ,  B32B 27/00 C ,  C08L 23/04 ,  C08L 51/00 ,  C08L 53/00 ,  C09J123/04 ,  C09J153/00 ,  C08F291/00
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-272950
  • 特開昭58-222134

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