電解質代謝および酸塩基平衡を管理する方法

発明者：
出願人/特許権者：
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2002-319380
公開番号（公開出願番号）：特開2004-149495
出願日： 2002年11月01日
公開日（公表日）： 2004年05月27日
要約：

【課題】生体の水電解質代謝および血中の酸塩基平衡を管理する方法、特に熱傷、出血性ショック、多臓器不全、全身性炎症反応(SIRS)等により代謝性アシドーシスを併発した場合の、生体の水電解質代謝および血中の酸塩基平衡を管理する方法を提供する。【解決手段】アルカリ化剤として炭酸水素ナトリウムが配合されている炭酸水素イオン含有製剤は、アシドーシス補正効果を速やかに発現し、また投与を中止することにより、アシドーシス補正効果は速やかに消失するから、代謝性アルカローシスを惹起したり、投与終了後のアルカローシスを惹起する恐れもなく、高ナトリウム血症を来すこともない。炭酸水素イオン含有製剤を2〜60mL/Kg/hrの速度で持続投与することにより、安全かつ有効に、生体の水電解質代謝および血中の酸塩基平衡を管理することができる。【選択図】なし

請求項（抜粋）：

ナトリウムイオン130〜145mEq/L、カリウムイオン2〜5mEq/L、炭酸水素イオン20〜35mEq/L、塩素イオン90〜130mEq/L、カルシウムイオン2〜5mEq/L、マグネシウムイオン0.5〜2.5mEq/L、クエン酸イオン1〜7mEq/Lおよびブドウ糖0〜5g/Lを含有する注射液を2〜60mL/Kg/hrの速度で持続投与することを特徴とする、生体の水電解質代謝および血中の酸塩基平衡を管理する方法。

IPC (7件)：

A61K33/00 , A61K9/08 , A61K31/194 , A61K33/06 , A61K33/20 , A61P3/12 , A61P7/08

FI (7件)：

A61K33/00 , A61K9/08 , A61K31/194 , A61K33/06 , A61K33/20 , A61P3/12 , A61P7/08

Fターム (57件)：

4C076AA12 , 4C076BB17 , 4C076BB18 , 4C076CC11 , 4C076CC14 , 4C076CC21 , 4C076DD23 , 4C076DD25 , 4C076DD43 , 4C076FF14 , 4C076FF61 , 4C076FF68 , 4C076GG41 , 4C086AA01 , 4C086EA01 , 4C086HA02 , 4C086HA04 , 4C086HA15 , 4C086HA16 , 4C086HA20 , 4C086HA24 , 4C086MA03 , 4C086MA04 , 4C086MA05 , 4C086MA17 , 4C086MA66 , 4C086NA10 , 4C086NA14 , 4C086ZA36 , 4C086ZA52 , 4C086ZB11 , 4C086ZC01 , 4C086ZC21 , 4C086ZC37 , 4C086ZC41 , 4C086ZC51 , 4C086ZC54 , 4C086ZC75 , 4C206AA01 , 4C206DA34 , 4C206MA03 , 4C206MA04 , 4C206MA05 , 4C206MA37 , 4C206MA86 , 4C206NA10 , 4C206NA14 , 4C206ZA36 , 4C206ZA52 , 4C206ZB11 , 4C206ZC01 , 4C206ZC21 , 4C206ZC37 , 4C206ZC41 , 4C206ZC51 , 4C206ZC54 , 4C206ZC75

引用特許：

審査官引用 (4件)

電解質輸液剤
公報種別：公開公報出願番号：特願平6-124518 出願人：森下ルセル株式会社
糖尿病患者用電解質輸液剤
公報種別：公開公報出願番号：特願平9-023350 出願人：ヘキスト・マリオン・ルセル株式会社
重炭酸イオン含有無菌性配合液剤又は製剤及びその製造方法
公報種別：公開公報出願番号：特願平7-302140 出願人：清水製薬株式会社

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引用文献：

審査官引用 (3件)

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