特許
J-GLOBAL ID:200903061918063220

手動消火ガス噴射器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 谷山 守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-370282
公開番号(公開出願番号):特開2000-189534
出願日: 1998年12月25日
公開日(公表日): 2000年07月11日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】従来の手動消火ガス噴射器は、重く、又部品点数も多く組み立てに手間取った。手動消火ガス噴射器を手に持って使用する場合、両手を使わねばならず、軽量で操作性の良い手動消火ガス噴射器が望まれていた。【解決手段】ボンベを装着し、保持するボンベ受け体4が設けられ、該ボンベ受け体を例えばABS樹脂等の合成樹脂で形成している。リテイナー19はL型形状に形成され、スプリング17が鍔部12と絞り段部18との間を圧縮状態で保持されるよう止め溝部20に嵌装され、軸本体11を保持している。操作用溝23の間には安全ブロック24が挟設され、該安全ブロックを押し下げた後、リテイナー19を摺動させたときに、開孔と止め溝20との係合が外れ、スプリング17が伸長し、撃針15が封板2を破断し、ガスを放出する。
請求項(抜粋):
内部に二酸化炭素、窒素、或いはその混合物からなるガスを液化状態で密閉し、頭部に封板を有し、頭部外周に装着用ネジを有しているボンベと、該ボンベの前記封板を打破する撃針付き軸体機構と、前記ボンベを装着し保持するとともに、前記撃針付き軸体機構を支持するボンベ受け体機構と、前記撃針付き軸体機構を非作動状態に保持するリテイナー機構と、手動による該リテイナー機構の作動を不可、または可能にする安全装置機構とを備えた手動消火ガス噴射器において、前記ボンベ受け体機構は、中空部と、該中空部の一端に連通する貫通孔と、該貫通孔より小径とされ、前記貫通孔端部の絞り段部から外部まで連通するガイド孔と、該ガイド孔に直交して前記リテイナー機構を組み込むリテイナー溝と、前記中空部の他端に形成され、前記ボンベの装着用ネジと気密に螺着するネジとを有するとともに、前記ボンベ受け体機構は、合成樹脂で製作されていることを特徴とする手動消火ガス噴射器。

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