特許
J-GLOBAL ID:200903061920139145

氷蓄熱装置の製氷測定装置および製氷測定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-220065
公開番号(公開出願番号):特開平5-060713
出願日: 1991年08月30日
公開日(公表日): 1993年03月12日
要約:
【要約】【目的】ダイナミック方式の氷蓄熱装置において、氷生成および製氷量を連続測定できるようにする。【構成】氷混在側電位差測定手段(25)が、液分離部(11)より下流側の循環路(6)の氷混在側検出電極間の電位差△V2 を測定する。一方、液側で電位差測定手段(30)が、分岐路(18)の液側検出電極間の電位差△V1 を測定する。製氷算出手段(A1 )が、△V2 と△V1 とに基づいて電圧差(△V2 -△V1 )を求める。そして、演算式、△V2 -△V1 =AI/(1-c),(A:比例定数,I:電流,c:製氷率)により、氷の生成を検出する。また、この電圧差に対応して製氷率を算出し、蓄冷材(W)の流量を加味して製氷量を算出する。
請求項(抜粋):
スラリー状に氷化される蓄冷材(W)を貯溜するための蓄氷槽(2)と、蓄冷材(W)を冷却してスラリー状の氷化物を生成するための氷化物生成手段(3)と、該氷化物生成手段(3)と蓄氷槽(2)との間で蓄冷材(W)を強制循環させるための循環路(6)とを備えた氷蓄熱装置において、上記氷化物生成手段(3)より下流側の循環路(6)に設けられ、氷化物が混在する蓄冷材(W)から液体だけを分離する液分離部(11)と、一端が該液分離部(11)の液吐出口(15)に、他端が上記液分離部(11)より下流側の循環路(6)に接続され、蓄冷材(W)の液体だけを循環路(6)から分岐した後、再び循環路(6)に戻す分岐路(18)と、該分岐路(18)の両接続端の間の循環路(6)の上流側と下流側とに2枚の通電電極(22),(22)が挿入され、両通電電極(22),(22)間を通電する第1通電手段(21)と、該第1通電手段(21)の2枚の通電電極(22),(22)間に設けられた氷混在側検出電極(26),(26)間の電位差△V2 を測定する氷混在側電位差測定手段(25)と、上記分岐路(18)の上流側と下流側とに2枚の通電電極(22),(22)が挿入され、両通電電極(22),(22)間を通電する第2通電手段(27)と、該第2通電手段(27)の2枚の通電電極(22),(22)間に設けられた液側検出電極(28),(28)間の電位差△V1 を測定する液側電位差測定手段(30)と、上記氷混在側電位差測定手段(25)と液側電位差測定手段(30)とからの出力信号を受け、氷混在側検出電極間の電位差△V2 と液側検出電極間の電位差△V1 に基づいて氷生成を検出すると共に製氷量を算出する製氷算出手段(A1)とを備えていることを特徴とする氷蓄熱装置の製氷測定装置。
IPC (5件):
G01N 27/10 ,  F24F 5/00 102 ,  F25C 1/00 ,  F25C 5/18 302 ,  G01N 21/85

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