特許
J-GLOBAL ID:200903061921764116

自動車ウインドシールドガラスの位置決め構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡田 英彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-209752
公開番号(公開出願番号):特開平8-072537
出願日: 1994年09月02日
公開日(公表日): 1996年03月19日
要約:
【要約】【目的】 位置決めクリップがウインド開口部の縁部より室内側に突出することなく、室内の見栄えを向上でき、精度よく位置決めすることのできる。【構成】 ウインド開口部Wのルーフ1側の縁部2に上方に折曲される係止片17とその左右に上方へ膨出形成されて係止縁21を有する係止凸部19とよりなる係止部15を形成し、この縁部2の下面に係止部15と対設する折曲縁23を有するヘッダインナパネル22を設け、位置決めクリップ25はウインドシールドガラスに接着される取付基板26と、この取付基板26には係止片17に当接係合される当接片27と、同当接片27を中心とする対称の位置に後退角状に弾性変位可能に形成されて、係止縁21に係合する係止爪35を有する係止翼片30とからなり、当接片27と左右の係止翼片30は開口部の縁部より上部で当接・係止され、かつ係止翼片30は折曲縁23の間に位置して、係止翼片30の弾性能により当接片27を係止片17に当接する。
請求項(抜粋):
自動車ボデーのウインド開口部に段差状に形成されて縁部のルーフ側に形成された係止部に対し、同ウインド開口部に嵌込み状に取付けられるウインドシールドガラスの縁部側背面の所定位置に接着した位置決めクリップを介してウインドシールドガラスを位置決めする位置決め構造であって、前記ウインド開口部のルーフ側の縁部に形成される係止部は上方に折曲される係止片を有する略かぎ形状の係止受け片とその左右に上方へ膨出状に形成されて係止縁を有する係止凸部とよりなり、同係止縁と係止片とを所定の間隔で形成し、かつ開口縁部の下面には同開口縁部と所定の間隔を有して折曲されて係止部と対設する折曲縁を有するヘッダインナパネルを設け、前記位置決めクリップはウインドシールドガラスに接着される取付基板と、この取付基板に垂設されて前記係止部の係止片に当接係合される当接片と、この当接片を中心とする対称の位置に垂設された支持片に、前記当接片に対し後退角状に弾性変位可能に形成された翼片と、同翼片の端部側下部に前記係止凸部の係止縁に係合する係止爪を有する係止翼片とからなり、前記当接片と左右の係止翼片は開口縁部より上部に形成された係止片と係止凸部とに当接および係止され、かつ係止翼片は前記ヘッダインナパネルとの間に位置するとともに、係止翼片の弾性能により前記当接片を係止片に当接する構成とした自動車ウインドシールドガラスの位置決め構造。

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