特許
J-GLOBAL ID:200903061922172360
埋設鋼管の塗膜損傷位置検出方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
佐々木 宗治 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-184114
公開番号(公開出願番号):特開2000-019160
出願日: 1998年06月30日
公開日(公表日): 2000年01月21日
要約:
【要約】【課題】 擬似ランダム信号の電圧印加と検出信号の相関処理を用いた埋設鋼管の塗膜損傷位置検出方法において、外乱ノイズや検出電極・地表面間の接地抵抗の影響を低減し、精度を向上させる。【解決手段】 検出信号をAD変換装置10で順次変換した検出デジタルデータ配列を擬似ランダム信号の1周期分記憶し(11)、これと並行して、予め用意された擬似ランダム信号と同一パターンの参照用デジタルデータ配列(12)と前記検出デジタルデータ配列(11)の間で、2つのデータ配列要素の対応を、擬似ランダム信号の1周期分ずらせながら(16)、すべての対応位置における積和算出を求める相関処理(13,14)を高速で行い、相関結果のピーク値を検出する(15)。
請求項(抜粋):
地中に埋設された塗覆装鋼管と大地との間に擬似ランダム信号を交流電圧として印加して前記塗覆装鋼管内に電流を流し、その管軸方向に沿った地表面の一定間隔の2点間の電位差を検出し、この検出信号と前記鋼管に印加した擬似ランダム信号と同一のパターンの参照信号との相関処理を行い、この相関処理結果のピーク値を前記2点間の電位差信号とし、前記2点の位置を管軸方向に沿って移動しながら連続的に信号の検出とその相関処理を行うことにより地表面の電位差分布を計測し、その電位差分布の変化状況からこの埋設鋼管の塗膜損傷位置を検出する方法において、前記2点間での検出信号を一定時間間隔で順次アナログ・デジタル変換し、前記鋼管に印加した擬似ランダム信号の1周期分のデータ数で、時間の経過とともに新規データに更新される検出信号のデジタルデータ配列を記憶し、予め前記鋼管に印加した擬似ランダム信号と同一の信号パターンを有する1周期分の参照用デジタルデータ配列を用意しておき、前記アナログ・デジタル変換と並行して、検出信号のデジタルデータ配列と前記用意した参照用デジタルデータ配列との間で、時間の経過とともに更新される検出データと参照データの対応する配列要素同士をそれぞれ乗算した積の総和を求める積和算出処理を、検出データと参照データの配列要素の対応を擬似ランダム信号の1周期分ずらしながら総ての対応について行い、処理結果のピーク値を検出することで検出データと参照データの相関処理を行うことを特徴とする埋設鋼管の塗膜損傷位置検出方法。
IPC (3件):
G01N 27/82
, G01B 7/00
, G01C 15/00
FI (3件):
G01N 27/82
, G01B 7/00 R
, G01C 15/00 A
Fターム (33件):
2F063AA02
, 2F063BA30
, 2F063BB02
, 2F063BC02
, 2F063BC09
, 2F063BD07
, 2F063CA08
, 2F063DA01
, 2F063DB04
, 2F063EB25
, 2F063FA09
, 2F063KA10
, 2F063LA18
, 2F063LA19
, 2F063LA22
, 2F063LA24
, 2F063LA30
, 2G053AA11
, 2G053AB21
, 2G053BA12
, 2G053BA19
, 2G053BA26
, 2G053BC02
, 2G053BC14
, 2G053CA02
, 2G053CA18
, 2G053CB14
, 2G053CB17
, 2G053CB22
, 2G053CB23
, 2G053CB24
, 2G053DB20
, 2G053DB25
前のページに戻る