特許
J-GLOBAL ID:200903061922253760

タイヤカーカスの固定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 越場 隆
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-212313
公開番号(公開出願番号):特開平6-171306
出願日: 1993年08月04日
公開日(公表日): 1994年06月21日
要約:
【要約】【目的】 一方のリム部2から他方のリム部2に向かう往路と復路とを形成する単一のカーカスコード3でカーカス5が作られ、カーカス5はリム部2に固定・投錨されたラジアルタイヤ。【構成】 ショアA硬度が70以上のゴム混合物層5を介してカーカスコード3の両側に少なくとも1つの円周方向を向いたコードの束61、62を配置することによってカーカス5をリム部2に固定する。
請求項(抜粋):
底(20)がホイールリムに装着されるリム部(2) が、タイヤトレッドから延びた各サイドウォール(1) の端部に形成されており、カーカス(5) は往路と復路とを形成するカーカスコード(3) で作られ、リム部(2) は円周方向を向いたコード(61, 62)によって補強されているような、タイヤの両側でカーカス(5) がリム部 (2)に固定されているラジアルタイヤにおいて、(a) カーカスコード(3) の往路と復路とが互いに並んで配置され且つ円周方向に整合し、カーカスコード(3) が1回往復する毎に1つのループ(30)が形成され、(b) カーカスコード(3) の放射状の往路および復路はリム部(2) 内で円周方向アラインメント(31, 32)を形成し、(c) この円周方向アラインメント(31, 32)の軸線方向両側を、ショアA硬度が70以上のゴム混合物の層(5) を介して、円周方向を向いた少なくとも1つのコードの束で取り囲む、ことによってカーカス(5) がリム部(2) に固定されていることを特徴とするタイヤ。

前のページに戻る