特許
J-GLOBAL ID:200903061927380646

油圧緩衝器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-273864
公開番号(公開出願番号):特開2000-104782
出願日: 1998年09月28日
公開日(公表日): 2000年04月11日
要約:
【要約】【課題】 本発明はシリンダ室の圧力変化に伴うキャビテーションの発生を防止することを課題とする。【解決手段】 油圧緩衝器11のリザーバタンク15は、調圧部49を有する支柱50を介してシリンダ12の上部に固定されている。調圧部49は、シリンダ室23の圧力変化に応じて作動油を吸排するアキュムレータ54を有する。シリンダ室23の圧力が所定圧以上に上昇すると、シリンダ室23の作動油がアキュムレータ54に充填される。また、温度低下あるいはピストン13の動作によりシリンダ室23の圧力が所定圧以下に低下すると、アキュムレータ54に充填された作動油がシリンダ室23に補給される。このように、アキュムレータ54は、シリンダ室23の圧力を常に所定圧力に保つことができ、シリンダ室23での負圧の発生やキャビテーションの発生を防止することができる。
請求項(抜粋):
作動油が充填されたシリンダと、該シリンダ内に挿入されたピストンと、該ピストンを貫通する液通路に設けられ前記ピストンの移動に伴って開閉する弁体の弁開動作により前記液通路を通過する作動油の流れに抵抗力を与える弁機構と、前記シリンダ内の圧力変化を前記作動油の吸排により吸収する補助タンクと、前記シリンダと前記補助タンクとの間を連通する流路に設けられたアキュムレータと、前記シリンダ内の圧力低下により前記補助タンクの作動油が前記シリンダ内に供給されることを許容する逆止弁と、前記流路に設けられ前記シリンダ内の圧力上昇により前記シリンダ内の作動油が前記アキュムレータに供給される流量を調整する流量調整部と、前記流路に設けられ前記作動油の圧力が前記アキュムレータの設定圧力以上となったときに前記作動油を前記補助タンクに排出させるリリーフ弁と、からなることを特徴とする油圧緩衝器。
IPC (3件):
F16F 9/52 ,  F16F 9/32 ,  F16F 9/40
FI (3件):
F16F 9/52 ,  F16F 9/40 Z ,  F16F 9/32 T
Fターム (4件):
3J069AA50 ,  3J069AA64 ,  3J069DD33 ,  3J069EE05

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