特許
J-GLOBAL ID:200903061952711363

汚水ポンプの運転台数制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-126665
公開番号(公開出願番号):特開平6-336982
出願日: 1993年05月28日
公開日(公表日): 1994年12月06日
要約:
【要約】【目的】 従来のポンプ台数制御方式では、ポンプ井容積に対し流入汚水量やポンプ揚水能力が大きい場合に、流入汚水量の増加に対しポンプ始動が迅速に対応できない。また、ポンプ始動ひん度が多くなるという課題があり、本発明は、この課題を解決することを目的とする。【構成】 実績流量データにより修正された10種程度の設定された流入汚水量予測パターンよりカレンダ設定器により当該曜日あるいは特異日に最適な予測パターンを選択して適用パターンとし、ポンプ井水位変化量と前記適用パターンの流入汚水量予測に基づき汚水ポンプ始動-停止設定水位の調整量を推論する制御規則と、ポンプ井水位変化量と流入汚水量予測と前記設定水位調整量のメンバーシップ関数に基づきファジイ推論して設定水位調整量を求め設定水位を修正し、この修正値に基づき汚水ポンプの始動-停止制御を行いポンプ井の水位調整を行う。
請求項(抜粋):
ポンプ井に設けられた複数の汚水ポンプの始動-停止水位を予め夫々設定し前記ポンプ井水位の前記設定水位への到達時に当該汚水ポンプに始動あるいは停止指令を発し、ポンプ運転台数を制御してポンプ井水位を調整する汚水ポンプ運転台数制御装置において、過去の流入汚水量データを基に曜日や特異日に適応した1日の流入汚水量予測パターンを複数記憶する流入汚水量予測パターン設定部と、前記複数の予測パターン中より設定曜日や特異日に応じた最適合の予測パターンを選択指令するカレンダ設定パネルと、前記選択指令により選択された設定曜日や特異日に最適合の予測パターンを記憶する適用パターン記憶部と、単位時間当たりのポンプ井水位変化と前記適用パターンの流入汚水量予測とに基づき汚水ポンプ始動-停止用設定水位調整量をファジイ推論するファジイ推論部と、予め設定された設定水位を前記設定水位調整量により修正し記憶する汚水ポンプ始動-停止修正水位設定部と、前記設定修正水位により汚水ポンプの始動-停止を制御しポンプ井水位を調整するポンプ台数制御部と、1日の実績流量データを単位時間毎に入力して記憶し流入汚水量予測パターン設定部の当該予測パターンを修正するため指数平滑化信号を送出する実績流量パターン記憶部とを備えたことを特徴とする汚水ポンプの運転台数制御装置。
IPC (5件):
F04B 49/06 321 ,  E03F 5/22 ,  F04D 7/04 ,  F04D 15/00 ,  G05B 13/02

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