特許
J-GLOBAL ID:200903061954731639

ゴム・プラスチック絶縁ケーブルの部分放電判別方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長澤 俊一郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-019156
公開番号(公開出願番号):特開平6-230068
出願日: 1993年02月08日
公開日(公表日): 1994年08月19日
要約:
【要約】【目的】 経験や勘に依存せずに電気トリー進展にともなう部分放電を自動的に判別することができる部分放電判別方法を提供すること。【構成】 ケーブルに部分放電が発生した際、部分放電電荷量qの積分値Qは図1に示すように、電気トリーの進展にともなう部分放電の場合(同図a)と、ボイド放電や気中放電による放電の場合(同図b)とで、増加パターンが異なる。したがって、部分放電電荷量の増加パターンを識別することにより、電気トリーの進展にともなって発生する部分放電を判別できる。また、交流電圧の位相角が0°〜90°および180°〜270°の時に部分放電が発生していることを検出することにより、外来ノイズの影響を除去することができる。さらに、再課電時における部分放電開始電圧を測定することにより、電気トリーの進展による部分放電の発生を検証することができる。
請求項(抜粋):
ゴム・プラスチック絶縁ケーブルの電気トリーの進展にともなって発生する部分放電判別を判別するゴム・プラスチック絶縁ケーブルの部分放電判別方法において、上記ケーブルの部分放電電荷量を検出する部分放電電荷量検出手段を設け、部分放電電荷量検出手段により上記ケーブルに交流電圧を印加したときの部分放電電荷量を検出し、部分放電電荷量検出手段により検出された部分放電電荷量が電気トリーの進展の初期において、時間の経過とともに増大する特徴を識別することにより、電気トリーの進展にともなって発生する部分放電を判別することを特徴とするゴム・プラスチック絶縁ケーブルの部分放電判別方法。

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