特許
J-GLOBAL ID:200903061955512590

動圧軸受を使用したモータ

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-129325
公開番号(公開出願番号):特開平8-308174
出願日: 1995年04月28日
公開日(公表日): 1996年11月22日
要約:
【要約】【目的】 シャフトとスリーブとの間に加工誤差や組立誤差を吸収できる程度の間隙を設けても、シャフト及びスリーブの相対回転が安定して行える動圧軸受を使用したモータを提供する。【構成】 固定側であるスリーブ6の絶縁体24を挟んだ2つの軸方向分割体間に所定電圧を印加し、シャフト12とスリーブ6間に介在された流体潤滑剤である電気粘性流体26をシャフト12とスリーブ6間の電位に応じた分極状態としてその粘度を変えることができるようにする。シャフト12とスリーブ6のうち回転側が固定側に対して偏芯した場合に、シャフト12の円筒状外周面10とスリーブ6の円筒状内周面4との間隙が小さくなった部分の電気粘性流体26の粘度を、その間隙が大きくなった部分の電気粘性流体26の粘度より大きくし、粘度が大きくなった部分の流体動圧を粘度が小さくなった部分のそれより大きくさせて回転側を中心に戻そうとする力を働かせる。
請求項(抜粋):
円筒状内周面を有するスリーブと、該円筒状内周面に対向する円筒状外周面を有し前記スリーブと相対的に回転自在であるシャフトと、前記円筒状内周面と前記円筒状外周面との一方もしくは両方に形成された一対のラジアル動圧発生溝と、前記円筒状内周面と前記円筒状外周面との間に介在された流体潤滑剤とを備えたモータであって、前記スリーブと前記シャフトのうち固定側は、前記一対のラジアル動圧発生溝間で軸方向に2分割されると共に、この両分割体が絶縁体を介して結合されており、前記流体潤滑剤は電気粘性流体からなり、前記両分割体間に所定電圧が印加されている、ことを特徴とする動圧軸受を使用したモータ。
IPC (4件):
H02K 7/08 ,  F16C 17/10 ,  H02K 5/16 ,  H02K 21/22
FI (4件):
H02K 7/08 A ,  F16C 17/10 A ,  H02K 5/16 Z ,  H02K 21/22 M
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • スピンドルモータ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-120706   出願人:日本電産株式会社
  • 特開昭63-275812
  • 特開平3-024316

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