特許
J-GLOBAL ID:200903061966538109

有害有機塩素化合物から塩素を除去することによって無害化する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-088722
公開番号(公開出願番号):特開平6-296710
出願日: 1993年04月15日
公開日(公表日): 1994年10月25日
要約:
【要約】【目的】 有機塩素化合物中の塩素を鉄、タングステン、モリブデン、銅又はこれらの酸化物と反応させることによって塩素を除去して無害な有機化合物に変換させる方法。【構成】 有機塩素化合物に汚染された土壌、ごみ焼却炉で焼却中に生成し、捕集されたPCB若しくはダイオキシン、又は使用後長期間保管されている有害な有機塩素化合物を、鉄、タングステン、モリブデン、銅又はこれらの酸化物と不活性ガス中で400-800°Cで反応させることにより、有機塩素化合物中の塩素を除去して無害な有機化合物に転換する。反応の際に、塩化鉄、塩化タングステン、塩化モリブデン、塩化銅等が副産物として生成する。これらの塩化物は気化しやすく(沸点;300-500°C)、水に溶けやすい。したがって、生成したこれらの塩化物は、脱塩素反応塔よりスクラバーに誘導して溶解する。溶解した塩化物は中和処理して沈殿させ、焼成して酸化物として再利用を図る。
請求項(抜粋):
有害有機塩素化合物に汚染された土壌、ごみ焼却炉で焼却中に生成して捕集されたPCB若しくはダイオキシン、又は使用後長期間保管されている有害な有機塩素化合物を、鉄、タングステン、モリブデン、銅又はこれらの酸化物と不活性ガス中で400-800°Cの温度において反応させることにより、有機塩素化合物から塩素を除去して無害な有機化合物に変換することを特徴とする有害有機塩素化合物を無害化する方法。
IPC (4件):
A62D 3/00 ZAB ,  B01D 53/36 ZAB ,  F23G 5/00 ZAB ,  C01G 1/02 ZAB

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