特許
J-GLOBAL ID:200903061970462788

高靱性・高延性高張力鋼の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田村 弘明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-067395
公開番号(公開出願番号):特開2002-266022
出願日: 2001年03月09日
公開日(公表日): 2002年09月18日
要約:
【要約】【課題】 溶接構造用鋼としての十分な強度を有し、かつ一様伸び等の延性特性に優れると共に低温靱性にも優れた、安全性の高い高靭性・高延性高張力鋼の製造方法を提供する。【解決手段】 所定の成分を有し、かつ平均フェライト粒径が1〜3μm、第二相分率が50%以下の超細粒鋼に、加熱温度が(Ac1 変態点+10°C)〜(Ac1 変態点+100°C)、保持時間が5時間以下で、かつ加熱温度から200°Cまでの平均冷却速度が0.1〜100°C/sの二相域熱処理を施すことによって、超細粒組織の粗大化を抑制しつつ、二相組織を形成させて靭性と一様伸びを両立させた高靭性・高延性高張力鋼の製造方法。
請求項(抜粋):
質量%で、C :0.01〜0.2%、Si:0.01〜1%、Mn:0.1〜2%、Al:0.001〜0.1%、N :0.001〜0.01%を含有し、かつ、Ti:0.003〜0.1%、V :0.005〜0.5%、Nb:0.003〜0.1%の1種また2種以上を含有し、さらに不純物として、P :0.02%以下、S :0.01%以下を含有し、残部が鉄及び不可避不純物からなり,平均フェライト粒径が1〜3μmで、組織に占めるフェライト以外の第二相の割合が50%以下の超細粒フェライト組織を有する鋼に、加熱温度が(Ac1 変態点+10°C)〜(Ac1 変態点+100°C)、保持時間が5時間以下で、かつ加熱温度から200°Cまでの平均冷却速度が0.1〜100°C/sの二相域熱処理を施すことを特徴とする高靱性・高延性高張力鋼の製造方法。
IPC (4件):
C21D 6/00 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/14 ,  C22C 38/58
FI (4件):
C21D 6/00 R ,  C22C 38/00 301 A ,  C22C 38/14 ,  C22C 38/58

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