特許
J-GLOBAL ID:200903061971157466

全周循環型物品とその加工方法、並びにロータリエンコーダとその加工方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 竹本 松司 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-169614
公開番号(公開出願番号):特開平11-002544
出願日: 1997年06月12日
公開日(公表日): 1999年01月06日
要約:
【要約】【課題】 全周循環型の加工時に、経時蓄積性のドリフト誤差の影響が特定の隣り合う被加工要素間に現れなくすること。【解決手段】 ロータリエンコーダのコード板の多数のコード要素の加工に際して全周をほぼ等しい数のコード要素を含むN個(N>3)のブロックに分割し、左(右)回りで順にB1 からBN のブロック番号を付与し、矢示番号1(B1 )→矢示番号2(BN )→矢示番号3(B2 )→矢示番号4(BN-1 )→・・・→矢示番号N-3→矢示番号N-2→矢示番号N-1→矢示番号Nのように、矢示番号1(加工順序1番目)のブロックを中心として右回り及び左回りで交番的に順序を決めて加工を行なう。同一ブロック内におけるコード要素単位の加工順序は、左(右)回りのみを採用しても良いし、左右周りを併用しても良い。加工時刻の差が突出して大きくなる隣接コード要素が存在しなくなるので、経時蓄積性のドリフト誤差の影響が特定の隣り合うコード要素間に現れない。
請求項(抜粋):
全周循環型の配列パターンをなす多数の被加工要素を有する全周循環型物品の加工方法であって、前記物品の全周を各々複数の被加工要素を含むN個のブロック(但し、N>3)に分割し、前記N個のブロックについてブロック単位の加工順序を定め、前記定められた加工順序に従って前記ブロックの各々に含まれる前記被加工要素に対する加工を行なうようにし、且つ、前記ブロック単位の加工順序は、加工順序を第1番目としたブロックに隣合う2つのブロックの加工順序がいずれも第N番目以外となるように定められる、前記加工方法。
IPC (2件):
G01D 5/245 ,  G01D 5/36
FI (2件):
G01D 5/245 V ,  G01D 5/36 B

前のページに戻る