特許
J-GLOBAL ID:200903061977288546

トンネルの地山挙動予測方法および予測装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-242360
公開番号(公開出願番号):特開平10-088963
出願日: 1996年09月12日
公開日(公表日): 1998年04月07日
要約:
【要約】【課題】 試験結果として得られた変形係数を数値解析に用いるために適切な評価を行うことが可能であり、かつ、このような評価を行うことで数値解析による地山挙動の予測精度の向上を可能とするようなトンネルの地山挙動予測方法および予測装置を提供することを課題とする。【解決手段】 過去の施工実績におけるデータを記憶した記憶手段と、これらデータ間の関係を最適に表現する多変量解析式の説明変数を算出する第一の演算手段2aと、入力装置と、予想地表面沈下量を算出する第二の演算手段2bと、地山の見かけの変形係数を算出する第三の演算手段2cと、トンネル、トンネルが設置される地山、およびトンネルの施工に用いられる支保部材の挙動を解析する第四の演算手段2dとを備えた構成とした。
請求項(抜粋):
トンネルを掘削するに際し、前記トンネル掘削以前に、前記トンネル、前記トンネルの施工に用いられる支保部材、および前記トンネルが設置される地山の変位量および応力値を予測するためのトンネルの地山挙動予測方法であって、過去に施工されたトンネルの形状データ、該過去に施工されたトンネルの施工方法データ、および該過去に施工されたトンネル近傍の地山の物性データと、該過去に施工されたトンネル掘削にともなう地表面沈下量データとの関係を最適に表現する多変量解析式における説明変数を算出しておき、前記トンネルの予定形状データ、前記トンネルの予定施工方法データ、および前記トンネル設置予定の地山において測定された測定物性データから、前記多変量解析式により、前記トンネルの施工に伴って発生が予想される予想地表面沈下量を算出し、前記予想地表面沈下量、前記予定形状データ、および前記測定物性データから、前記トンネルが設置される地山の見かけの変形係数を算出し、前記見かけの変形係数と、前記予定形状データと、前記測定物性データとに基づいて、前記トンネル、前記トンネルが設置される地山、および前記トンネルの施工に用いられる支保部材の変位量および応力値を有限要素法により算出することを特徴とするトンネルの地山挙動予測方法。
IPC (2件):
E21D 9/00 ,  G06F 17/50
FI (3件):
E21D 9/00 Z ,  G06F 15/60 612 H ,  G06F 15/60 680 Z

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