特許
J-GLOBAL ID:200903061981311676

黄水溶出を防止する脱硫スラグの改質方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 和田 憲治 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-080811
公開番号(公開出願番号):特開2001-261386
出願日: 2000年03月22日
公開日(公表日): 2001年09月26日
要約:
【要約】【課題】 少量の改質剤添加によって黄水溶出を安定的に防止した脱硫スラグを得る。【解決手段】 溶融状態にある脱硫スラグにB2O3含有凝固点降下剤とFe含有物質を溶解させた後この溶融スラグを自然冷却して固化させることによってスラグ改質を図る。凝固点降下剤はNa2O:20〜50質量%を含有し残部が実質的にB2O3からなるものが使用でき、Fe含有物質は銅製錬カラミが好適に使用できる。溶融スラグの凝固点は20〜100°C降下させるのが良い。Fe含有物質の添加量は、〔Fe含有物質から供給されるFeの質量〕/〔初期スラグ中のSの質量〕が0.03以上となる量であって、かつ〔溶解させるB2O3含有凝固点降下剤の質量〕+〔溶解させるFe含有物質の質量〕が初期スラグ質量の3%未満となる量とするのが良い。
請求項(抜粋):
溶融状態にある脱硫スラグにB2O3含有凝固点降下剤とFe含有物質を溶解させた後この溶融スラグを自然冷却して固化させることにより、スラグ中の硫黄分をFeSとして固定または鉱物相中に固溶させた状態で安定化させる、脱硫スラグの改質方法。
Fターム (2件):
4G012JL03 ,  4G012JM04
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開昭61-132550
  • 特開昭64-037436
審査官引用 (2件)
  • 特開昭61-132550
  • 特開昭64-037436

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