特許

J-GLOBAL ID：200903061989836115

3次元画像表示システム

発明者： 東野 豪
出願人/特許権者： 日本電信電話株式会社
代理人 (1件)： 志賀 富士弥
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-336239
公開番号（公開出願番号）：特開平9-179998
出願日： 1995年12月25日
公開日（公表日）： 1997年07月11日
要約：

【要約】【課題】 ステレオペア画像等、両眼で見て立体感が得られる画像を元に、単眼でも奥行きに対する知覚が得られる3次元画像表示システムを提供する。【解決手段】 画像入力部1に左目カメラ11と右目カメラ12を備えて、ステレオペア画像等の両眼で立体感を得ることができる画像を入力する。続いて、奥行き情報算出部2において、視差算出部21によりこの画像から視差を求め、奥行き算出部22によりその視差から奥行き情報を算出する。続いて、カメラパラメータ入力部3によるユーザからの焦点を合わせる奥行きおよび焦点の合う範囲のパラメータの指定に応じ、焦点効果画像作成部4において、前記奥行き情報を元に焦点の効果を取り入れた画像を作成し、これを画像表示部5に対話的に表示可能とする。ここで、カメラパラメータ入力部3から焦点位置等を連続的に変化させることにより、単眼で見ても奥行き感が得られるようにする。

請求項（抜粋）：

両眼立体視を可能とする画像を入力する画像入力手段と、前記画像入力手段によって得られた左目および右目用画像信号から視差を求める手段と、前記視差をもとに奥行きを求める手段と、カメラパラメータを連続的に変化させることができるカメラパラメータ入力手段と、前記入力されたカメラパラメータと前記奥行きを基に焦点効果を有する画像を作成する手段と、前記作成された焦点効果を有する画像を出力する表示手段と、を有することを特徴とする3次元画像表示システム。