特許
J-GLOBAL ID:200903061990625926

燃焼状態検出装置を備えた内燃機関の点火装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田下 明人 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-079448
公開番号(公開出願番号):特開平9-242656
出願日: 1996年03月07日
公開日(公表日): 1997年09月16日
要約:
【要約】【課題】 ディストリビュータレス・イグナイタ式点火装置付き内燃機関において全ての気筒の失火を適正に検出し得る燃焼状態検出装置を備えた内燃機関の点火装置を提供する。【解決手段】 ECU10が、燃焼行程の気筒に装着された側のスパークプラグ32、34へ正電荷を印加するように、一対のトランジスタTR1、TR2の一方をオン・オフしてイグニッションコイルTに流れる一次巻線T1のバッテリ電流を断続する。燃焼行程のスパークプラグ32に花火放電を発生せしめる際に、ハイテンションコード42へ正電荷が印加される。ここで、シリンダ内で正常に燃焼が行われた場合に、燃焼時に発生されたイオンによりスパークプラグ32の中心電極32aと外側電極32bとの間に電流が流れるため、ハイテンションコード42へ印加された正電荷は、速やかに減衰していく。失火検出回路40が、この正電位値の減衰特性に基づきシリンダ内で正常に燃焼が行われたことを検出する。
請求項(抜粋):
一次巻線と二次巻線とを有するイグニッションコイルと、該一次巻線にバッテリからの電流を断続して流す一次電流断続手段と、前記二次巻線の両端子の各々にハイテンションコードを介して接続された一対のスパークプラグと、を備えたディストリビュータレスイグナイタ式点火装置であって、前記スパークプラグに印加される二次電圧の減衰特性を検出する二次電圧検出回路を有する燃焼状態検出装置を備え、且つ、前記一次電流断続手段が、燃焼行程の気筒に装着された側のスパークプラグへ正電圧を印加するように、通電方向を反転しながら前記一次巻線にバッテリからの電流を断続して流すことを特徴とする燃焼状態検出装置を備えた内燃機関の点火装置。
IPC (2件):
F02P 17/12 ,  F02P 13/00 303
FI (2件):
F02P 17/00 E ,  F02P 13/00 303 B

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