特許

J-GLOBAL ID：200903061991176335

アルミナ-チタニア質溶射材

発明者： 津田 秀行 ,  松尾 正孝 ,  前田 一夫 ,  加山 恒夫 ,  為廣 泰造 ,  高橋 和男
出願人/特許権者： 黒崎窯業株式会社 ,  新日本製鐵株式会社 ,  ハリマセラミック株式会社
代理人 (1件)： 小堀 益
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-333452
公開番号（公開出願番号）：特開平7-187824
出願日： 1993年12月27日
公開日（公表日）： 1995年07月25日
要約：

【要約】【目的】 Al2 O3 -TiO2 系溶射材の低粘性の欠点を解消すると共に、それ自体が有する充分な耐食性、熱間強度それに耐スポーリング性を発揮させるための溶射材の提供。【構成】 比表面積が0.5m2 /g以上のアルミナ20〜95重量%と、チタニア含有量が90重量%以上のチタニア質材料を5〜80重量%からなる組成とした。アルミナのBET比表面積を0.5m2 /g以上とすることによって、アルミナは容易に溶融され、その上、アルミナのチタニア質材料との反応は十分に行われてアルミナとチタニアの粒界にチタン酸アルミニウムが生成され、溶射材は低膨張性を示す。これによって良好な付着性による緻密で強度と耐スポーリング性に優れた溶射体組織を得ることができる。

請求項（抜粋）：

BET比表面積が0.5m2 /g以上のアルミナ20〜95重量%と、チタニア含有量が90重量%以上のチタニア質材料5〜80重量%含有するアルミナ-チタニア質溶射材。

IPC (3件)：

C04B 35/66 ,  C23C 4/10 ,  F27D 1/16