特許
J-GLOBAL ID:200903062002592623
ポリスルホン系多孔質膜
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
清水 猛 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-341165
公開番号(公開出願番号):特開2000-140589
出願日: 1998年11月16日
公開日(公表日): 2000年05月23日
要約:
【要約】【課題】 製造時に膜同士の固着による成型不良を起こすことなく、しかも、透析液に含まれる菌塊片が膜内部へ侵入しない構造を有するポリスルホン系多孔質膜を提供する。【解決手段】 ポリスルホン系樹脂と親水性高分子からなり、内面側に緻密層、外表面に開孔部を持った中空糸膜において、特定の孔面積の孔の存在率、平均孔面積、および開孔率を規定すると、汚染透析液に由来する菌塊片の膜内部への侵入を防ぐことができ、かつ、中空糸同士の固着も防止できる。【効果】 本発明のポリスルホン系多孔質膜は、製造時に膜固着による成型不良を起こすことなく、しかも、透析液に含まれる菌塊片の膜内部へ侵入によるエンドトキシンの逆濾過が事実上起こらないため、血液浄化分野で好適に使用できる。
請求項(抜粋):
ポリスルホン系樹脂と親水性高分子からなり、内表面側に緻密層、外表面に開孔部を有する中空糸膜であって、外表面における開孔部の開孔率が10〜30%、外表面における孔面積が0.5μm2 以上の孔の存在率が10%以下、かつ、孔面積が0.1μm2 以下の孔の存在率が75%以下であること、および/または外表面における平均孔面積が0.05〜0.35μm2 であることを特徴とするポリスルホン系多孔質膜。
IPC (4件):
B01D 71/68
, A61M 1/16 500
, A61M 1/34 500
, B01D 69/08
FI (4件):
B01D 71/68
, A61M 1/16 500
, A61M 1/34 500
, B01D 69/08
Fターム (39件):
4C077AA05
, 4C077BB01
, 4C077BB02
, 4C077KK09
, 4C077LL05
, 4C077LL14
, 4C077LL16
, 4C077LL17
, 4C077NN20
, 4C077PP15
, 4C077PP18
, 4D006GA13
, 4D006LA06
, 4D006MA01
, 4D006MA23
, 4D006MA25
, 4D006MA26
, 4D006MA31
, 4D006MA33
, 4D006MA40
, 4D006MC33
, 4D006MC34
, 4D006MC40X
, 4D006MC45
, 4D006MC54
, 4D006MC62X
, 4D006MC83
, 4D006MC88
, 4D006NA04
, 4D006NA10
, 4D006NA27
, 4D006NA28
, 4D006NA64
, 4D006NA71
, 4D006PA01
, 4D006PB09
, 4D006PB54
, 4D006PC41
, 4D006PC47
引用特許:
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