特許
J-GLOBAL ID:200903062007965053

ガス補助式射出成型用金型とそれを使用する成型方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-235856
公開番号(公開出願番号):特開平7-076031
出願日: 1993年08月30日
公開日(公表日): 1995年03月20日
要約:
【要約】 (修正有)キャビティ28と、射出成型機24のノズル22から溶融熱可塑性樹脂を受け入れる少なくとも1個の熱可塑性材入口23と、この入口とキャビティとに通じる熱可塑性材流路21,26,30と、金型内に延びる流体通路32,34とから成る金型により熱可塑性製品が射出成型される。【目的】金型内に可動部品を使用しないで熱可塑性材料が流体供給通路へ入ることを禁じ、また流体供給通路の出口端が熱可塑性材通路に沿って又はモールドキャビティ自体の中に配置され得る流体補助式射出成型用金型と流体補助式成型方法が求められているのである。【構成】流体通路32,34は金型の外から熱可塑性材流路21,26,30へ、又は直接キャビティ28へ延びている。ガスなどの低粘度流体が流体通路32,34を通じて溶融熱可塑性材の流路へ注入される。熱可塑性材流路21,26,30に近い流体通路32,34の端部に焼結金属製の多孔性メタルコアから成る流体取入れプラグが取付けられ、このメタルコアは低粘度流体を透過させるが、溶融熱可塑性樹脂の透過を許さない。
請求項(抜粋):
熱可塑性製品のガス補助式射出成型に使用する金型であって熱可塑性製品の形状を規定するモールドキャビティ(28)と、射出成型機(24)のノズル(22)から溶融熱可塑性樹脂を受けるのに適した少なくとも1個の熱可塑性材入口孔(23)と、前記入口孔(23)及びキャビティ(28)と流体連通しているスプルー通路(21)及びランナー(26)から成る熱可塑性材流路と、低粘度流体を熱可塑性材流路へ通じさせるため金型の外表面から熱可塑性材流路へ延び、前記入口孔(23)から隔てられ、前記熱可塑性流路に横断状に交わる流体通路(32,34)と、加圧された低粘度流体を前記流体通路(32,34)を通じてモールドキャビティ(28)へ供給するため前記流体通路に接続された加圧低粘度流体源(68)とから成り、その特徴とするところは、流体通路(32,34)の熱可塑性材流路(21,26)に近い端部にプラグ(50)が配置され、該プラグはこれを通じて低粘度流体の流れを許容するが溶融熱可塑性材の流通は禁じるに適した多孔性コア(64)から成ることにあるガス補助式射出成型用金型。
IPC (3件):
B29C 45/26 ,  B29C 45/00 ,  B29L 22:00
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平4-339624
  • 特開平2-253911
  • 特開平4-339624
全件表示

前のページに戻る