特許
J-GLOBAL ID:200903062015595931

PM型ステッピングモータのロータ構造

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-323930
公開番号(公開出願番号):特開平8-163854
出願日: 1994年11月30日
公開日(公表日): 1996年06月21日
要約:
【要約】【目的】 マグネットロータのひび割れによるガタつきや分裂を阻止して、ロータシャフトからのマグネットロータの脱落を防止できるPM型ステッピングモータのロータ構造を提供することを目的とする。【構成】 ロータシャフト保持部14の端部14a,14bには、分裂阻止部材を成すリングカップ30が圧入固定されている。リングカップ30は、ロータシャフト保持部14の外周面14cを包囲する環状部30cを有し、この環状部30cが端部14a,14bと密接するため、ロータシャフト保持部14にひび割れが発生してもひび割れによるガタつきを阻止でき、ひび割れが進行したとしてもマグネットロータ10の脱落には至らない。
請求項(抜粋):
ステータコイルへの通電により回転磁界を発生するステータコアに対向し、前記回転磁界に応じて回転するマグネットロータと、該マグネットロータに挿通されたロータシャフトとを有するPM型ステッピングモータのロータであって、前記マグネットロータは、前記ステータコアに対向する円筒部と、該円筒部内に同軸状に設けられると共に、前記ロータシャフトを挿通保持する挿通孔が形成された筒状のロータシャフト保持部と、前記円筒部と前記ロータシャフト保持部とを連結する連結部と、を備え、前記ロータシャフト保持部に、前記マグネットロータのひび割れによる分裂を阻止する分裂阻止部材を取り付けたことを特徴とするPM型ステッピングモータのロータ構造。

前のページに戻る