特許
J-GLOBAL ID:200903062019732038

トリガー式液体噴出ポンプ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 今岡 良夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-354516
公開番号(公開出願番号):特開平10-174917
出願日: 1996年12月18日
公開日(公表日): 1998年06月30日
要約:
【要約】【課題】トリガー式の液体噴出ポンプであって、金属製のコイルスプリングを使用せずに全体を合成樹脂等の分別処理を必要としない材質のみで形成することができ、しかも従来のこの種ポンプの形態を大きく変えることなく形成できるとともに、プランジャ等の作動部の優れた復帰能力を備えた液体噴出ポンプを提案する。【解決手段】ポンプ本体8の縦筒5基端部外周部に嵌着固定させた特殊構成の固定リング部12より半環状の弾性基部13を介して、その前端をトリガー10裏面に当接させた弾性板14を延設してなる合成樹脂製のバネ部材11を設け、また、プランジャ9の先端部をトリガーの揺動に合わせて回動が可能にトリガー上部に連結して両者を連係させた。
請求項(抜粋):
容器体口頚部に嵌合させる装着キャップ4と、該装着キャップ上に嵌着固定するとともに、装着キャップ上端から起立した縦筒5の中間部からシリンダ6を、その上端部からは射出筒7をそれぞれ前方へ突設してなるポンプ本体8と、上記シリンダ内を前方付勢状態で押し込み可能に設けたプランジャ9と、上記射出筒前部に上端部を枢着させて垂下させるとともに、上記プランジャ前端部をその上部に連係させたトリガー10とを備え、該トリガーの操作により容器体内の液体を吸い上げて射出筒7前端より噴出する如く構成したトリガー式液体噴出ポンプに於いて、上記縦筒基端部外周部位に嵌着固定するとともに、後部を丈高に形成した固定リング部12と、該リング部の丈高部分前面間に一体に掛け渡して縦筒基端部前部外周を囲繞するとともに、下方への圧縮弾性変形が可能に少なくとも固定リング部12前部上面及び縦筒5前面と隙間をあけて突設した半環状の弾性基部13と、該弾性基部前面より前方へ一体に突設するとともに、前方へ湾曲下降してその前端をトリガー裏面に当接させた弾性板14とからなる合成樹脂製のバネ部材11を設け、且つ、上記プランジャの前端部をトリガーの揺動に合わせた回動が可能にトリガー上部に連結させて、バネ部材によりプランジャの前方付勢力を付与したことを特徴とするトリガー式液体噴出ポンプ。
引用特許:
出願人引用 (2件)

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