特許
J-GLOBAL ID:200903062038191455

可撓性基板の液切り装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高野 明近 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-120584
公開番号(公開出願番号):特開2000-312864
出願日: 1999年04月27日
公開日(公表日): 2000年11月14日
要約:
【要約】【課題】 液切り工程において、薄板の低剛性基板や凸カール(下面側へのカール)を有する基板においても、ジャムや蛇行等の発生を防止し基板搬送の安定を図る。【解決手段】 可撓性枚様基板10は洗浄後、搬送ホイール15上に載置され、前段エアーナイフ11a及び前段吸水ローラ12aにより構成される前段液切り部に搬送される。前段吸水ローラ12aは複数の溝部12a′を有し、該溝部12a′でその前後の搬送ホイール15a1,15a2と互いに交差している。そのため、基板10が低剛性の場合や先端部に凸カールが存在する場合でも、その搬送面より下方への屈曲量が大幅に規制され、先端部が吸水ローラ12aに引っ掛かることなく、一定速度の搬送が可能となる。後段吸水ローラ12bも前段吸水ローラ12aと同様であるが、その溝部12b′が前段の溝部12a′と互いに重ならない位置にあり、基板10の裏面に付着している洗浄液は、全裏面にわたり除去される。
請求項(抜粋):
フレキシブルプリント基板(FPC)、フィルム基板を用いた液晶表示装置(LCD)等の可撓性を有する枚様の基板を連続して所定方向に搬送して洗浄し、洗浄した後の付着洗浄液を除去し、乾燥するにあたり、前記可撓性基板の上面側に付着している洗浄液をエアーナイフにより除去し、下面側に付着している洗浄液を前記エアーナイフと対向配置した吸水ローラにより除去する液切り装置において、前記吸水ローラは、少なくとも、前段吸水ローラと後段吸水ローラの2本以上を有し、前段吸水ローラには吸水部に円周方向に複数本の溝を有するとともに、該溝部に該吸水ローラの進行方向の前後に配置した搬送ホイールを互いに交差する位置に有し、更に、前記前段吸水ローラの進行方向の後方に後段吸水ローラを前記前段吸水ローラの複数の溝部と後段吸水ローラの複数の溝部が互いに重ならない位置に有することを特徴とする可撓性基板の液切り装置。
Fターム (7件):
3B201AA08 ,  3B201AB14 ,  3B201BB23 ,  3B201BB92 ,  3B201CB01 ,  3B201CC12 ,  3B201CC14

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