特許
J-GLOBAL ID:200903062039337356

自己消光性蛍光プローブと方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外7名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-516321
公開番号(公開出願番号):特表平10-510982
出願日: 1995年11月15日
公開日(公表日): 1998年10月27日
要約:
【要約】蛍光報知分子および該報知分子の蛍光を消光できる消光分子を含むオリゴヌクレオチドプローブが提供される。該オリゴヌクレオチドプローブは、ハイブリダイズしていないときは少なくとも一本鎖構造で存在し、この一本鎖構造では消光分子は報知分子に十分接近しており該報知分子の蛍光を消光できるように構築される。該オリゴヌクレオチドプローブはまた、標的ポリヌクレオチドとハイブリダイズしているときは少なくとも1つの構造で存在し、この構造では、消光分子の位置は報知分子に十分に接近しておらず、報知分子の蛍光を消光することができない。これらのハイブリダイズ済み構造および未ハイブリダイズ構造を利用することによって、プローブ上の報知分子および消光分子は、プローブがハイブリダイズしまたはハイブリダイズしていないときに異なる蛍光シグナル強度を具現する。結果として、報知分子、消光分子またはそれを合体させたものの蛍光強度変化を基にプローブがハイブリダイズしたか、またはハイブリダイズしていないかを決定することができる。さらに、プローブがハイブリダイズしていないときは消光分子が報知分子を消光するようにプローブをデザインすることができるので、プローブがハイブリダイズまたは消化されるまで報知分子が限られた蛍光を示すように該プローブをデザインすることができる。
請求項(抜粋):
オリゴヌクレオチド配列、当該オリゴヌクレオチド配列に結合された蛍光報知分子、および当該オリゴヌクレオチド配列に結合された当該蛍光報知分子の蛍光を消光できる消光分子を含むオリゴヌクレオチドプローブであって、当該オリゴヌクレオチドプローブがハイブリダイズしていないときは少なくとも一本鎖構造で存在し、その場合、当該消光分子は当該報知分子の蛍光を消光し、当該オリゴヌクレオチドプローブが標的ポリヌクレオチドとハイブリダイズしているときは少なくとも1つの構造で存在し、この場合、当該オリゴヌクレオチドプローブは当該標的ポリヌクレオチドとハイブリダイズしているときの当該報知分子の蛍光強度は、当該オリゴヌクレオチドプローブが当該標的ポリヌクレオチドとハイブリダイズしていないときの当該報知分子の蛍光強度よりも強い、上記のオリゴヌクレオチドプローブ。
IPC (2件):
C12Q 1/68 ZNA ,  C12N 15/09
FI (2件):
C12Q 1/68 ZNA A ,  C12N 15/00 A
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭62-157570
  • 核酸の固定化
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-189189   出願人:ベーリンガー・マンハイム・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング

前のページに戻る