特許
J-GLOBAL ID:200903062039988900

フアイルリコール制御方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 内原 晋
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-239070
公開番号(公開出願番号):特開平5-081090
出願日: 1991年09月19日
公開日(公表日): 1993年04月02日
要約:
【要約】【目的】 一定期間使用されなかったファイルがマイグレーションされて、使用する際に自動的にリコールされるシステムで、システムの負荷状況を監視して負荷が低いと判断されたときにリコールを行うことにより、システムの高負荷時のリコールの実施を抑え、リコールの実施で他のジョブに対する性能低下を引き起こさないように、ファイルのリコールを制御する。【構成】 システムに投入されたジョブが使用するファイルがマイグレーションされているときには、リコール要求をリコール待ち行列制御手段5へ登録する。システム負荷チェック手段6は、CPUや入出力チャネルなどのシステム資源の使用状況を随時にチェックし、システムの負荷が低いと判断した場合にリコール実行手段7を起動し、待ち行列に登録されたリコールを実行する。
請求項(抜粋):
ある一定期間使用されなかったアクセスが高速な補助記憶媒体上のファイルが、自動的にアクセスが低速な補助記憶媒体上にマイグレーションされて、使用される際に自動的に前記高速な補助記憶媒体上にリコールされるシステムのファイルリコール制御方式において、マイグレーションされたファイル名やファイル容量などの情報を記録する移送結果記録ファイルと、ファイルを使用するジョブを投入するジョブ投入手段と、投入されたジョブのJCLの解析を行うJCL解析手段と、投入されたジョブが使用するファイルがマイグレーションされているかどうかを前記移送結果記録ファイルを参照して確認を行い、マイグレーションされているときには、リコール要求を行うリコール事前要求手段と、要求されたリコールをリコール実行待ち行列に登録して、順次に実行するように制御するリコール待ち行列制御手段と、CPUや入出力チャネルなどのシステム資源の使用状況をチェックして、システムの負荷状況を判断するシステム負荷チェック手段と、前記システム負荷チェック手段により、システムの負荷が低いと判断されたときに、前記リコール待ち行列に登録されたリコールを行うリコール実行手段と、投入されたジョブをジョブ実行待ち行列に登録して、順次に実行するように制御するジョブ実行待ち行列制御手段と、前記リコール事前要求手段により、リコール要求されたファイルのリコールが終了するまでジョブの実行を待ち合わせるリコール終了待ち手段と、実行が可能になったジョブを実行するジョブ実行手段と、を有することを特徴とするファイルリコール制御方式。

前のページに戻る