特許
J-GLOBAL ID:200903062046534280

反響消去装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 草野 卓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-301610
公開番号(公開出願番号):特開平7-154468
出願日: 1993年12月01日
公開日(公表日): 1995年06月16日
要約:
【要約】【目的】 収束速度を速くする。【構成】 M個の対角行列Am =diag〔αm1,...,αmL〕(m=1,2,...,M)、αmi=α′m0γ′m i-1(i=1,2,...,L)、r′0 :反響路のインパルス応答変動量の指数減衰率、γ′M =1の修正量行列を修正量記憶部77に記憶しておき、収束状態判定部76で収束状態を誤差パワーから判断して、収束の初期ではA0 を選択し、後期ではAM を選択して、これらA0 ,AM と、受話信号ベクトルX(n)と誤差信号e(n)とから演算回路73で修正ベクトルを演算し、前図の反響路の推定インパルス応答H′(n)を補正して新たな推定インパルス応答とする。
請求項(抜粋):
反響路への送出信号と、その送出信号が前記反響路を経由した後の反響信号とから擬似反響路を生成し、前記送出信号を前記擬似反響路の入力とすることにより得られる擬似反響信号を前記反響信号から差し引くことにより前記反響信号を消去し、前記擬似反響路をディジタルフィルタにより構成し、そのディジタルフィルタの係数を誤差信号(前記反響信号から前記擬似反響信号を差し引いた信号)のパワーが最小となるように適応アルゴリズムによって逐次的に修正し、前記逐次的なフィルタ係数修正の大きさを制御するために、指数減衰数列を成分として持つ対角行列(修正量制御行列)を用いる反響消去装置において、前記係数修正動作の収束状態を判定する収束状態判定手段と、その収束状態判定部における収束状態の判定結果に基づいて、前記修正量制御行列の対角成分の指数減衰量を変化させる手段とを具備することを特徴とする反響消去装置。
IPC (2件):
H04M 1/60 ,  H04B 3/23

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