特許

J-GLOBAL ID：200903062047735506

クローラ式トラクタ

発明者： 五十嵐 高 ,  後藤 廉史
出願人/特許権者： 井関農機株式会社
代理人 (1件)： 林 孝吉
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-064605
公開番号（公開出願番号）：特開平8-258758
出願日： 1995年03月23日
公開日（公表日）： 1996年10月08日
要約：

【要約】【目的】 クローラ式トラクタの前進時にクローラの接地面全体に平均的に荷重を分布させ、安定した走行性を得る。【構成】 左右の従動輪24,25の夫々の中心と左右の駆動輪19,20の夫々の中心を結ぶ線より上方位置に、メインフレーム12の左右に亘ってクロスバー21を枢着する。クロスバー21の左右両端部に左右のトラックフレーム22,23の後端を固着し、左右のトラックフレーム22,23の前端に夫々従動輪24,25を枢着して上下に揺動自在にする。クローラ式トラクタ11の前進時には、接地側のクローラに対する反力の垂直成分が従動輪24,25に付加され、左右のクローラ28,29の接地面全体が平均的に接地する。

請求項（抜粋）：

メインフレームの左右両側の前後位置に夫々従動輪と駆動輪を設け、この従動輪と駆動輪との間にクローラを巻装したトラクタに於いて、前記従動輪の中心と駆動輪の中心を結ぶ線より上方位置に、メインフレームの左右に亘りクロスバーを枢着してその両端をメインフレームの外側へ突設し、該クロスバーの左右両端部に夫々トラックフレームの後端を固着し、左右のトラックフレームの前端に夫々前記従動輪を枢着して上下揺動自在にし、更に、左右のトラックフレームの前端内側部をスプリング材を介してメインフレームへ連結したことを特徴とするクローラ式トラクタ。