特許
J-GLOBAL ID:200903062048503153

パルス幅変調インバータの制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐々木 宗治 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-120411
公開番号(公開出願番号):特開平5-316739
出願日: 1992年05月13日
公開日(公表日): 1993年11月26日
要約:
【要約】【目的】 交流電動機の可変速駆動に使用されるパルス幅変調インバータにおいて、電圧飽和領域付近においても短絡防止時間による出力電圧歪の発生を防止すること。【構成】 パルス幅変調インバータにおいて、出力電圧補正回路10が電流極性検出器8が検出したインバータ出力電流の極性に応じた信号をインバータ出力電圧指令回路4の出力電圧指令に加算し、その結果が搬送波振幅検出器9が検出した搬送波の振幅を越えた場合は、搬送波の振幅と元の出力電圧指令との差を蓄積し、それに応じた信号を出力電圧指令に加算して比較器7に出力することにより、平均的に元の出力電圧指令と実際の出力電圧が一致し、電圧飽和領域付近においても出力電圧歪が補正できる。
請求項(抜粋):
上下アームの半導体スイッチング素子を順次交互にオン・オフ動作させることにより直流を交流に変換するパルス幅変調インバータと、搬送波信号を発生する搬送波発生器と、インバータ出力電圧の指令信号を出力するインバータ出力電圧指令回路と、上記搬送波信号と上記指令信号を比較して上記半導体スイッチング素子をオン・オフさせ、短絡防止時間を有するオン、オフ信号を作成する比較器とからなるパルス幅変調インバータの制御装置において、上記パルス幅変調インバータの出力電流を検出する電流検出器と、上記電流検出器の検出した出力電流の極性を検出する電流極性検出器と、上記搬送波発生器の搬送波信号の振幅を検出する搬送波振幅検出器と、上記電流極性検出器の検出した出力電流の極性に応じた上下アームのオン、オフ信号の減少分を補正する信号を上記指令信号に加算し、その加算値と上記搬送波検出器の検出した搬送波信号の振幅を比較し、その加算値が搬送波信号の振幅を越えた場合にその振幅と上記指令信号との差を蓄積し、それに応じた補償信号を指令信号に加算して上記比較器に出力する出力電圧補正回路とを備えるようにしたことを特徴とするパルス幅変調インバータの制御装置。
IPC (3件):
H02M 7/48 ,  H02M 7/537 ,  H02P 7/63 302

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