特許
J-GLOBAL ID:200903062049250950

成形性に優れた高強度な極薄溶接缶用鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 椎名 彊 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-042041
公開番号(公開出願番号):特開平10-237550
出願日: 1997年02月26日
公開日(公表日): 1998年09月08日
要約:
【要約】【課題】 板厚が0.18mm未満の極めて薄い製品板厚において、酸洗での生産性を低下させず、?@高強度でかつ?A優れたネック成形性と?B優れたフランジ成形性が両立する鋼板を開発することを目的とする。【解決手段】 本発明の骨子は、?@熱延で680°C以上の高温で捲取り、CAL焼鈍をすることで、鋼板に多量の固溶Cを残存させて、2CR材の延性を改善し、優れたフランジ成形性を得ること、及び?A上記の熱延・焼鈍条件に加え、成分範囲、2CR条件の最適化により、缶強度とネック成形性も満足できることにある。【効果】 本発明により、溶接缶用鋼板の板厚の薄手化が可能であり、その工業的価値は極めて大きい。
請求項(抜粋):
重量%で、C :0.02%以上0.05%以下、Si:0.06%以下、Mn:0.05%以上0.60%以下、P :0.06%以下、S :0.06%以下、Al:0.005%以上0.100%以下、N :0.015%以下、を含み、残部が鉄および不可避的不純物からなる鋼板(スラブ)を、熱間圧延し、Ar3 変態点以上の温度で仕上圧延し、巻取温度680°C以上で巻き取り、酸洗し、冷延率85%超で1次冷間圧延し、その後、過時効処理(OA)を施さずに再結晶焼鈍させ、冷延率15%以上25%以下で2次冷間圧延した成形性に優れた、板厚が0.18mm未満の成形性に優れた高強度な極薄溶接缶用鋼板の製造方法。
IPC (4件):
C21D 9/46 ,  C21D 8/04 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/06
FI (4件):
C21D 9/46 K ,  C21D 8/04 A ,  C22C 38/00 301 T ,  C22C 38/06
引用特許:
出願人引用 (4件)
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