特許
J-GLOBAL ID:200903062055642347
マンションなどの集合住宅への高圧受電設備導入による電気料金シミュレーションシステム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鯨田 雅信
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-132797
公開番号(公開出願番号):特開2003-324844
出願日: 2002年05月08日
公開日(公表日): 2003年11月14日
要約:
【要約】【目的】 対象マンションの管理者又は居住者が、対象マンションの受電方式を低圧電力供給契約から高圧電力供給契約に変更するかどうかの検討を適切に且つ容易に行えるようにする。【構成】 モニタ計測器で測定した複数日の時間帯別電気使用量実績と対象マンションの居住者全部の年間の月別電気使用量実績とに基づいて、年間の各日別・各時間帯別の電気使用量を推測し、この推測した各時間帯別電気使用量に基づいて、対象マンションが高圧電力供給契約に変更したときの予想電気料金や予想電気料金削減額を高精度にシミュレーションするための、マンションなどの集合住宅への高圧受電設備導入による電気料金シミュレーションシステムである。
請求項(抜粋):
電力会社が提供する電力を「電力会社側の変圧器で低圧に変換してから供給してもらう低圧電力供給契約」により利用している集合住宅の居住者の全部又は一部の年間における各月別の電気使用量の実績データを記録するための月別電気使用量実績データ記録手段と、前記集合住宅の居住者の全部又は一部について計測して得られた、複数日に渡る各日の午前零時から30分毎に区分された1日当たり計48個の各時間帯別の電気使用量の実績データを記録するための時間帯別電気使用量実績データ記録手段と、前記月別電気使用量実績データ記録手段からの各月別電気使用量実績データに基づいて、前記集合住宅の居住者全部の、年間における各日別の電気使用量を推測するための日別電気使用量推測手段と、前記日別電気使用量推測手段からの各日別予想電気使用量と前記時間帯別電気使用量実績データ記録手段からの各時間帯別電気使用量実績データとに基づいて、前記集合住宅の居住者全部の、1年間を1月1日の午前零時から30分毎に区分して成る計17,520個の各時間帯の電気使用量を推測するための時間帯別電気使用量推測手段と、前記時間帯別電気使用量推測手段からの各時間帯別予想電気使用量から、それらの中の最大の時間帯別電気使用量すなわちデマンドを推測するためのデマンド推測手段と、電力会社が提供する電力を「高圧のまま供給してもらい、それをユーザー側の高圧受電設備の変圧器で低圧に変換してから使用する高圧電力供給契約」により利用するときの複数の基本料金計算メニュー及び電気量料金計算メニューを記録しておくための料金計算メニュー記録手段と、前記デマンド推測手段からのデマンドと前記料金計算メニュー記録手段からの複数の基本料金計算メニューとに基づいて、前記集合住宅が高圧電力供給契約に変更したときの予想基本料金であって、電力会社が提供する複数の基本料金計算メニューの全て又は一部にしたがって算出される各メニュー別予想基本料金を求めるためのメニュー別基本料金推測手段と、前記時間帯別電気使用量推測手段からの「年間における各時間帯別の予想電気使用量」と前記料金計算メニュー記録手段からの複数の電気量料金計算メニューとに基づいて、前記集合住宅が高圧電力供給契約に変更したときの予想電気量料金であって、電力会社が提供する複数の電気量料金計算メニューの全て又は一部にしたがって算出される各メニュー別の「夏季の3ヶ月間における予想電気量料金、及び、その他季の9ヶ月間における予想電気量料金」を求めるためのメニュー別電気量料金推測手段と、前記メニュー別基本料金推測手段からの各メニュー別予想基本料金と前記メニュー別電気量料金推測手段からの各メニュー別予想電気量料金とに基づいて、前記集合住宅が高圧電力供給契約に変更したときに年間電力料金が最も安くなる推奨メニュー及びその推奨メニューで計算した年間又は月別の予想電力料金を求めるための電力料金推測手段と、を備えたことを特徴とするマンションなどの集合住宅への高圧受電設備導入による電気料金シミュレーションシステム。
IPC (3件):
H02J 3/00
, G01R 22/00 110
, G06F 17/60 122
FI (3件):
H02J 3/00 A
, G01R 22/00 110 J
, G06F 17/60 122 C
Fターム (4件):
5G066KA01
, 5G066KB01
, 5G066KB07
, 5G066KB10
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