特許
J-GLOBAL ID:200903062056567799

両側端部ドームの開口径が互いに異なる圧力容器の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 津国 肇 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-056283
公開番号(公開出願番号):特開平6-015760
出願日: 1993年03月17日
公開日(公表日): 1994年01月25日
要約:
【要約】【目的】 所望の圧力に耐え得る両側端部ドームの開口径の異なる圧力容器を繊維複合体により製造する方法を提供しようとする。【構成】 小開口径及び大開口径と同一径の小開口ボス及び大開口ボスと、該小開口ボス径よりも大きく大開口ボス径よりは小さい径を夫々有した複数個のジグとを夫々利用してマンドレルを形成し、該マンドレル表面上にポーラ巻線工法及びヘリカル巻線工法を夫々順次実施して繊維複合体を、巻線バンドの滑りなく直線状に積層し、両側端部ドームの開口径の異なる圧力容器を製造するようになっている。
請求項(抜粋):
両側端部ドームの開口径が夫々相対的に小開口径と大開口径とを有する圧力容器を製造する方法であって、回転軸の一方の側端部に小開口径の直径を有する小開口ボスを嵌合し、該回転軸の他方の側端部に大開口径ボスを形成して該大開口ボスに前記小開口ボスの径よりも大きく大開口ボスの径よりは小さい径を有するジグを嵌合し、該回転軸の周囲に圧力容器の内周面と同様な形状のマンドレルを形成し、該マンドレル表面上に、ポーラ巻線工法により繊維複合体の巻線バンドを積層して1次積層体を得た後、該1次積層体を電気オーブンにより硬化し、前記ジグ部位の積層体を切欠除去して開口部を前記大開口径と同様に形成し、該開口部から前記ジグを取り外した後、該1次積層体の前記小開口ボスの外方側端部に大開口径よりやや小さい径のジグを嵌合し、該1次積層体の他方の側端部に大開口径と同一径のジグを嵌合した後、該1次積層体表面上にヘリカル巻線工法により繊維複合体の巻線バンドを積層して2次積層体を得た後、該2次積層体を電気オーブンにより硬化し、前記両側端部のジグを取り外して、両側端部のドームの開口径が互いに異なる圧力容器を製造する方法。
IPC (4件):
B29D 22/00 ,  B29C 67/14 ,  B29K105:08 ,  B29L 22:00

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