特許
J-GLOBAL ID:200903062059666216
ストレート浸漬ノズルを用いた無欠陥鋳片の連続鋳造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小林 英一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-170861
公開番号(公開出願番号):特開平6-015420
出願日: 1992年06月29日
公開日(公表日): 1994年01月25日
要約:
【要約】【目的】 ノズル先端を開放したストレート浸漬ノズル内を流下する溶鋼中に不活性ガスを吹き込むことによりアルミナ付着によるノズル詰まりを防止すると共に欠陥のないスラブを得る。【構成】 ストレート浸漬ノズル8の溶鋼浸漬部にガス分離開孔9を設けてノズル詰まり防止のために吹き込んだ不活性ガスを分離する。ストレート浸漬ノズル8から鋳型10内に注入される下向きの溶鋼流に静磁場発生装置11を用いて静磁場を作用させて、下向き溶鋼の流速を減速させる。溶鋼中のアルミナや気泡が溶鋼中に深く侵入しないのでアルミナや気泡が凝固シェル13に捕捉されることがない。
請求項(抜粋):
タンディッシュから溶鋼を、一対の短辺壁と長辺壁との組合せからなる鋳型内に、タンディッシュとつながるノズル先端を開放したストレート浸漬ノズルを通して供給しつつ鋼スラブを連続鋳造するにあたり、前記タンディッシュからストレートに注入される溶鋼に不活性ガスを吹き込むガス供給手段を設けると共に、前記ストレート浸漬ノズル側面の溶鋼浸漬部にそれぞれガス分離開孔を設ける一方、前記ストレート浸漬ノズルの吐出口下方近傍部に対応する長辺壁の背面に静磁場発生装置を配置し、前記ガス供給手段により吹き込んだストレート浸漬ノズルを流下する溶鋼中の不活性ガスをガス分離開孔から分離して浮上させると共に前記静磁場発生装置により一方の長辺壁から他方の長辺壁に向かう静磁場を発生させることによって前記ストレート浸漬ノズルの吐出口から下方に向けて鋳型内に吐出される溶鋼の流速を減速させることを特徴とするストレート浸漬ノズルを用いた無欠陥鋳片の連続鋳造方法。
IPC (5件):
B22D 11/10
, B22D 11/10 330
, B22D 11/10 350
, B22D 11/10 360
, B22D 11/18
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