特許
J-GLOBAL ID:200903062061164066

プレス成形性の優れた冷延鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 尚
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-339842
公開番号(公開出願番号):特開平6-158176
出願日: 1992年11月25日
公開日(公表日): 1994年06月07日
要約:
【要約】【目的】 通常の熱延冷却設備を用いても熱延板粒径の細粒化が可能で、成形時に肌荒れの問題がなく、延性、深絞り性等のプレス成形性の優れた冷延後半の製造方法を提供する。【構成】 C≦0.0044%、Si≦0.5%、Mn≦1.5%、P≦0.10%、S≦0.015%、0.020%≦Al≦0.120%、N≦0.007%を含み、更に、3.43N≦Ti≦0.060%、7.75×C≦Nb、かつ0.025%≦Nb≦0.060%の範囲でTiとNbを複合添加し、残部が鉄及び不可避的不純物よりなる鋼を、加熱炉にて1100〜1250°Cに加熱して熱間圧延するに際し、Ar3変態点以上で仕上圧延を終了し、直ちに30°C/sec以上で冷却し、650°C以上の温度で巻取り、次いで酸洗し、60%以上の冷間圧延を行った後、800°C以上でAc3点以下の温度で連続焼鈍することを特徴としている。自動車のオイルパンなどの難成形部品の成形やサイドパネルなどの大物部品の一体成形に適している。
請求項(抜粋):
重量%で(以下、同じ)、C≦0.0044%、Si≦0.5%、Mn≦1.5%、P≦0.10%、S≦0.015%、0.020%≦Al≦0.120%、N≦0.007%を含み、更に、3.43N≦Ti≦0.060%、7.75×C≦Nb、かつ0.025%≦Nb≦0.060%の範囲でTiとNbを複合添加し、残部が鉄及び不可避的不純物よりなる鋼を、加熱炉にて1100〜1250°Cに加熱して熱間圧延するに際し、Ar3変態点以上で仕上圧延を終了し、直ちに30°C/sec以上で冷却し、650°C以上の温度で巻取り、次いで酸洗し、60%以上の冷間圧延を行った後、800°C以上でAc3点以下の温度で連続焼鈍することを特徴とするプレス成形性の優れた冷延鋼板の製造方法。
IPC (4件):
C21D 9/48 ,  C21D 8/04 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/14
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特公平2-015612
  • 特開平1-177321
  • 特開平1-205035
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