特許
J-GLOBAL ID:200903062062497433

遊星歯車減速装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-180319
公開番号(公開出願番号):特開平5-001748
出願日: 1991年06月25日
公開日(公表日): 1993年01月08日
要約:
【要約】【目的】 第1の太陽歯車が第2の太陽歯車に摺接しつつ回転するのを防止し、該各太陽歯車間でカジリが生じるのを防止する。【構成】 下側太陽歯車24の上面側に同軸に筒状部材42を設け、該筒状部材42と上側太陽歯車41との間には、内輪43Aが筒状部材42の小径筒部42Bに固着され、外輪43Bが上側太陽歯車41の軸受穴41Aに固着された軸受43を設ける構成とした。従って、上側太陽歯車41の下面側と下側太陽歯車24の上面側との間には、隙間Sが確保される。そして、旋回モータ4の出力軸4Aが回転すると、筒状部材42は軸受43の転がり摩擦係数よりも大きいすべり摩擦係数をもって下側太陽歯車24と接触しているから、上側太陽歯車41は、摩擦係数の小さい軸受43によって支持されつつ自転運動する。
請求項(抜粋):
内周面に内歯車が形成され、上端側に旋回モータが設けられた筒状のハウジングと、該ハウジング内に回転可能に設けられ、前記旋回モータの出力軸と一体に回転する第1の太陽歯車と、該第1の太陽歯車と前記内歯車とに噛合して設けられ、該第1の太陽歯車の自転運動によって前記ハウジング内を公転運動する第1の遊星歯車と、前記第1の太陽歯車の下側に同軸に位置して前記ハウジング内に回転可能に設けられ、該第1の遊星歯車の公転運動が伝達されて回転する第2の太陽歯車と、該第2の太陽歯車と前記内歯車とに噛合して設けられ、該第2の太陽歯車の自転運動によって前記ハウジング内を公転運動する第2の遊星歯車と、前記第2の太陽歯車の下側に位置して前記ハウジング内に回転可能に軸支され、該第2の遊星歯車の公転運動が伝達されて回転する回転軸とからなる遊星歯車減速装置において、前記第2の太陽歯車の上面側には筒状部材を設け、該筒状部材と前記第1の太陽歯車との間には、内輪が該筒状部材の外周側に固着され、外輪が前記第1の太陽歯車の内周側に固着された軸受を設けたことを特徴とする遊星歯車減速装置。
IPC (2件):
F16H 1/28 ,  E02F 9/12

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