特許
J-GLOBAL ID:200903062069739777

超音波情報装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-299197
公開番号(公開出願番号):特開平6-149458
出願日: 1992年10月12日
公開日(公表日): 1994年05月27日
要約:
【要約】【目的】 超音波送受波手段と表示画面とを備えた基板の板面に入力ペンで接触することにより情報を入力し、情報を表示する超音波情報装置を提供する。【構成】 すだれ状電極T1から電気信号を入力すると、その電気信号が弾性表面波に変換されてガラス基板11を伝搬する。ガラス基板11を伝搬している弾性表面波のうちすだれ状電極R11〜R14の示す中心周波数とその近傍の周波数の弾性表面波のみが電気信号に変換されてすだれ状電極R11〜R14から出力される。弾性表面波の伝搬路をガラス基板11よりも軟らかく超音波を吸収しやすい物質で接触すると、接触位置に対応する表面波が減衰する。表示画面12にはその接触部分に対応する形で情報が表示される。
請求項(抜粋):
基板の一方の板面Z1に少なくとも2つの超音波送受波手段を備え前記基板のもう一方の板面Z2に表示画面を備えた情報入力手段と、情報記憶手段を備えた情報処理手段とから成る超音波情報装置であって、前記情報入力手段は前記板面Z1に入力ペンのペン先を接触させることによって情報を入力する手段を含み、前記情報処理手段は前記ペン先によって接触された前記板面Z1における被接触部分を特定する手段と、前記被接触部分特定手段によって特定された被接触部分の位置に基づき前記情報入力手段で入力された情報を検出する入力情報検出手段とを含み、前記超音波送受波手段はN組のすだれ状電極Pi(i=1,2,......,N)と、前記すだれ状電極Piにそれぞれ対応するN個のすだれ状電極群Qi(i=1,2,......,N)とを含み、これらのすだれ状電極群Qiはそれぞれ少なくとも2組のすだれ状電極Qi-1およびQi-2で成り、前記すだれ状電極Piの電極周期長にほぼ対応する周波数の電気信号を前記すだれ状電極Piに入力し、前記電極周期長にほぼ等しい波長を有する弾性表面波を前記板面Z1に励振する手段と、前記板面Z1に励振された該弾性表面波の波長に応じて前記すだれ状電極Qi-1およびQi-2に現れる電気信号を出力する手段とが設けてあり、1つの前記超音波送受波手段における前記すだれ状電極Piと前記すだれ状電極群Qiとの間の弾性表面波の伝搬路と、別の前記超音波送受波手段における前記すだれ状電極Piと前記すだれ状電極群Qiとの間の弾性表面波の伝搬路とが互いに直交していて、前記被接触部分特定手段は、前記板面Z1上の前記弾性表面波の伝搬路における前記被接触部分を、前記すだれ状電極Qi-1およびQi-2のうち出力される前記電気信号の大きさが変化する前記すだれ状電極Qi-1またはQi-2の位置から特定することを特徴とする超音波情報装置。
IPC (3件):
G06F 3/03 340 ,  H01H 35/00 ,  H03H 9/145

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