特許
J-GLOBAL ID:200903062075498790

空気入りタイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 苗村 正
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-327455
公開番号(公開出願番号):特開平5-262105
出願日: 1992年11月11日
公開日(公表日): 1993年10月12日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】耐ワンダリング性を高めわだちの乗越しを円滑にするとともに、操縦安定性に優れしかも耐久性を向上する。【構成】2本の縦主溝Gをトレッド中央面部9に形成したタイヤのショルダ面部10に、溝巾WGが0.9mm〜2.2mmの3本の細溝を設ける。第1の縦細溝12の溝中心線L1は交点P1を通りかつ該交点P1におけるトレッド中央面部9の法線N1との角度α1が10度以下、溝深さGH1が最外側の縦主溝の溝深さGHの0.8〜1.0倍。第2の縦細溝13の溝中心線L2は溝中心線L1と略平行かつタイヤ軸方向の距離X1がトレッド接地巾Wの0.04〜0.08倍、しかも溝深さGH2を溝深さGH1の0.6〜0.8倍。第3の縦細溝14は、溝深さGH3を溝深さGH1の0.1〜0.3倍、タイヤ軸方向の距離X2をトレッド接地巾Wの0.1〜0.2倍とする。
請求項(抜粋):
トレッド部からサイドウォール部を通りビード部のビードコアの周りを折返すカーカスとトレッド部の内部かつカーカスの半径方向外側に配されるベルト層とを具える空気入りタイヤであって、タイヤを正規リムにリム組みしかつ正規内圧を充填した状態において、前記トレッド部の外面は、タイヤ赤道面上に中心を有する単一の円弧面に沿って凸状に湾曲してのびるトレッド中央面部及び、前記サイドウォール部の上部に位置しかつタイヤ外方に中心を有する単一の円弧面に沿って凹状に湾曲してのびるバットレス面と前記トレッド中央面部との間を継ぐとともにタイヤ軸方向外方に向かって半径方向内方に傾くショルダ面部を具え、しかも少なくとも2本のタイヤ周方向にのびる縦主溝を前記トレッド中央面部に形成することにより、トレッド部を前記ショルダ面部を含む外のリブと、その内側の内のリブとを有する複数のリブを形成する一方、前記ショルダ面部に、タイヤ周方向にのびかつ溝巾が0.9〜2.2mmの細溝からなる第1の縦細溝、第2の縦細溝及び第3の縦細溝をタイヤ軸方向の内から外に向かって順に並べて配置するとともに、第1の縦細溝は、溝中心線が前記トレッド中央面部とショルダ面部との交点P1を通りかつ該交点P1において前記トレッド中央面部に立てた法線に対する角度α1を10度以下、しかも溝深さGH1を前記縦主溝のうち最もタイヤ軸方向外側に位置する外縦主溝の溝深さGHの0.8〜1.0倍とし、第2の縦細溝は、溝中心線が第1の縦細溝の溝中心線と略平行かつトレッド面上における前記第1の縦細溝の溝中心線と第2の縦細溝の溝中心線との間のタイヤ軸方向の距離X1がトレッド接地巾Wの0.04〜0.08倍、しかも溝深さGH2を前記第1の縦細溝の溝深さGH1の0.6〜0.8倍とし、前記第3の縦細溝は、溝深さGH3を第1の縦細溝の深さGH1の0.1〜0.3倍、しかもトレッド面上における前記第1の縦細溝の溝中心線と第2の縦細溝の溝中心線との間のタイヤ軸方向の距離X2をトレッド接地巾Wの0.1〜0.2倍としたことを特徴とする空気入りタイヤ。
IPC (2件):
B60C 11/01 ,  B60C 11/04
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭60-189609
  • 特開平1-153303

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