特許
J-GLOBAL ID:200903062081263770
自動変速機
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-064059
公開番号(公開出願番号):特開平7-269665
出願日: 1994年03月31日
公開日(公表日): 1995年10月20日
要約:
【要約】【目的】 2つのクラッチを径方向における内側と外側とに互いに重合するように配置し、両クラッチに遠心バランス機構を設けた場合について、外側のクラッチにおいても、ピストン油圧室に発生する遠心油圧に対して十分にバランスし得る遠心バランス機構を付与する。【構成】 径方向における内側に配設された第1クラッチC1と外側に配設された第3クラッチC3とを径方向について重合するように配置し、上記各クラッチのピストン51,71に対して、各ピストン油圧室55,75の反対側に、遠心バランス室56,76を構成する隔壁57,77をそれぞれ設けるとともに、第1クラッチのピストン51とクラッチドラム52とに第3クラッチの遠心バランス室に連通する油路51h,52hを設け、該油路を介して、第1クラッチの遠心バランス室と第3クラッチの遠心バランス室とを連通させたことを特徴とする。
請求項(抜粋):
動力伝達系に設けられた遊星歯車機構と該遊星歯車機構の動力伝達経路を切り換える摩擦要素とを備えた自動変速機において、上記摩擦要素として、径方向における比較的内側に配設された内側クラッチと、径方向における比較的外側に配設された外側クラッチとを径方向について重合するように配置し、上記各クラッチのピストンに対して、各ピストン油圧室の反対側に、該ピストン油圧室で発生する遠心油圧を相殺する遠心バランス室を構成する隔壁をそれぞれ設けるとともに、上記内側クラッチのピストンとクラッチドラムとに上記外側クラッチの遠心バランス室に連通する油路を設け、該油路を介して、上記内側クラッチの遠心バランス室と外側クラッチの遠心バランス室とを連通させたことを特徴とする自動変速機。
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