特許
J-GLOBAL ID:200903062082255770

バランス形ミキサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小森 久夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-228378
公開番号(公開出願番号):特開平10-075125
出願日: 1996年08月29日
公開日(公表日): 1998年03月17日
要約:
【要約】【課題】 誘電体線路装置内への回路基板の実装性を高めるとともに、誘電体線路とダイオードとの整合を容易にとることができ、変換損失を低減することのできるバランス形ミキサを提供する。【解決手段】 第1のNRDガイドを構成する第1の誘電体ストリップ31a,31bに対して略垂直に交差する向きに第1の導電体パターン51を配置し、その誘電体ストリップ31a,31bを挟む位置に第1・第2のフィルタ回路6,7を設けて第1の共振回路を構成し、その共振回路内にダイオード81,82を直列にマウントする。また、フィルタ回路6,7の略中央位置から第2の導電体パターン52を引き出すとともに第3のフィルタ回路9を設けて第2の共振回路を構成し、これに第2の誘電体ストリップ32a,32bによる第2のNRDガイドを結合させる。
請求項(抜粋):
略平行な2つの導電体平面の間に第1・第2の誘電体ストリップとともに回路基板を配して、前記導電体平面と前記第1・第2の導電体ストリップとで第1・第2の誘電体線路を構成し、前記導電体平面と前記回路基板上の第1・第2の線状の導電体パターンとで第1・第2のサスペンデッドラインを構成した誘電体線路装置であって、第1の誘電体ストリップに対して略垂直に交差する向きに第1の導電体パターンを配置するとともに、第1の導電体パターンの第1の誘電体ストリップを挟む少なくとも2か所に、第1の誘電体線路と結合して第1のサスペンデッドラインを伝搬する信号を阻止する第1・第2のフィルタ回路を設けて第1の共振回路を構成し、この第1の共振回路内で第1の導電体パターンに対して直列に2つのダイオードをマウントし、第1・第2のフィルタ回路の略中央から第1の誘電体ストリップの長手方向に第2の導電体パターンを引き出すとともに、この第2の導電体パターンに第3のフィルタ回路を設けて、第1の導電体パターンに繋がる位置と第3のフィルタ回路との間に第2の共振回路を構成し、この第2の共振回路に結合する位置に第2の誘電体ストリップを配して成り、第1・第2の誘電体線路にRF信号とLo信号をそれぞれ伝搬させるようにしたバランス形ミキサ。
IPC (3件):
H03D 9/06 ,  H01P 3/16 ,  H01P 5/02 607
FI (3件):
H03D 9/06 F ,  H01P 3/16 ,  H01P 5/02 607

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