特許
J-GLOBAL ID:200903062084624633

生物体に含まれる重金属を除去する方法及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須田 正義
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-203036
公開番号(公開出願番号):特開平9-047257
出願日: 1995年08月09日
公開日(公表日): 1997年02月18日
要約:
【要約】【課題】比較的短時間で生物体から重金属を除去でき、その除去率が極めて高く、かつ処理時間を調整できる。また装置を小型化でき、水の使用量が比較的少なくて済み、排水処理も容易に行える。更に生物体の処理量の増大に伴う操作を簡単に行うことができる。【解決手段】浸漬槽14にホタテガイの中腸腺11cと電解液15とが貯留され、電解槽16に陽極17と陰極18とが所定の間隔をあけて配設される。循環手段19が浸漬槽14の電解液15を電解槽16に送出しかつ電解槽16の電解液15を浸漬槽14に戻し、陽極17と陰極18とに電気的に接続された直流電源21が陽極17及び陰極18間に直流電圧を印加する。電解液15は濃度5容量%の硫酸溶液であり、陰極18はステンレススチールにより形成される。
請求項(抜粋):
生体(11c,11e)内に重金属が含まれる生物体(11)を電解液(15)が貯留された浸漬槽(14,44,64)に供給し前記重金属を前記電解液(15)に溶出させる工程と、前記重金属が溶出した電解液(15)を陽極(17,47,67,117)と陰極(18,48,68,118)とを有する電解槽(16,46,66,106,116)に送出し前記陽極(17,47,67,117)と前記陰極(18,48,68,118)とに直流電圧を印加して前記重金属を前記陰極(18,48,68,118)に析出させる工程と、前記重金属を前記陰極(18,48,68,118)に析出させることにより前記重金属が除去された前記電解槽(16,46,66,106,116)の電解液(15)を前記浸漬槽(14,44,64)に戻す工程とを含む生物体に含まれる重金属を除去する方法。
IPC (5件):
A23L 1/325 ,  A23L 1/33 ,  C02F 1/461 ,  C25C 1/16 ,  C25C 1/18
FI (5件):
A23L 1/325 C ,  A23L 1/33 C ,  C25C 1/16 B ,  C25C 1/18 ,  C02F 1/46 101 B
引用特許:
審査官引用 (7件)
全件表示

前のページに戻る