特許
J-GLOBAL ID:200903062086181151

循環式硝化脱窒法の運転制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-165662
公開番号(公開出願番号):特開平9-010796
出願日: 1995年06月30日
公開日(公表日): 1997年01月14日
要約:
【要約】【目的】 好気槽における硝化効率を向上させ、嫌気槽における脱窒効果を高めることができる循環式硝化脱窒法の運転制御方法の提供を目的とする。【構成】 原水3を嫌気槽で脱窒細菌により脱窒を行う工程と、好気槽で硝化細菌により硝化を行う工程を含む循環式硝化脱窒法において、原水の流入口に流量計14と吸光光度計15を配備するとともに、硝化液循環ポンプ6の流路16に流量計17を配備し、更に好気槽の上流側にアンモニア計20とATU-Rr計21及びDO計22を配備して、硝化反応に基づく酸素消費速度とDO計22で測定された値を硝化反応制御装置25に入力し、上記循環量制御装置18の出力信号に基づいて硝化液循環ポンプ6の駆動を制御するとともに、硝化反応制御装置25の出力信号に基づいてDO制御26を実施して複数段の好気槽への送風量制御を行うようにした循環式硝化脱窒法の運転制御方法を提供する。
請求項(抜粋):
原水を嫌気槽で脱窒細菌により脱窒を行う工程と、複数段の好気槽で硝化細菌により硝化を行う工程と、沈澱槽で固液分離して上澄液を処理水として放流する工程とを含む循環式硝化脱窒法において、原水の流入口に流量計と吸光光度計を配備するとともに、硝化液循環ポンプにより嫌気槽に硝化液を送り込む流路に流量計を配備し、更に好気槽の上流側にアンモニア計と全酸素消費速度から硝化反応に伴う酸素消費速度を差し引いた値の計測器及び溶存酸素計を配備して、アンモニア計の測定値は前記各流量計及吸光光度計の測定値とともに循環量制御装置に入力し、硝化反応に基づく酸素消費速度と溶存酸素計で測定された値を硝化反応制御装置に入力して、上記循環量制御装置の出力信号に基づいて硝化液循環ポンプの駆動を制御するとともに、硝化反応制御装置の出力信号に基づいてDO制御を実施して複数段の好気槽への送風量制御を行うことを特徴とする循環式硝化脱窒法の運転制御方法。
IPC (2件):
C02F 3/34 101 ,  C02F 3/30 ZAB
FI (2件):
C02F 3/34 101 C ,  C02F 3/30 ZAB Z

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