特許
J-GLOBAL ID:200903062088568690

車両用空気調和装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伴 俊光
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-244569
公開番号(公開出願番号):特開平10-119551
出願日: 1997年08月25日
公開日(公表日): 1998年05月12日
要約:
【要約】【課題】 各種外乱に対して制御安定性を確保するとともに、設定温度変更に対して応答性を高める。【解決手段】 放熱器と、エンジンによって駆動され放熱器に加熱媒体を循環させるポンプと、放熱器に向けて空気を送風するブロワと、放熱器出口空気温度の目標値を演算する目標出口空気温度演算手段と、放熱器温度センサと、加熱媒体の流量を調節する弁手段と、を有する車両用空気調和装置において、(a)前記弁手段の弁開度の予測演算を行う弁開度予測演算手段と、(b)フィードバック演算式により弁開度を演算する弁開度フィードバック演算手段とを有し、前記弁開度予測演算手段による演算結果と前記弁開度フィードバック演算手段による演算結果とから制御すべき弁開度を演算する弁開度演算手段を備え、該弁開度演算手段からの信号に基づいて前記弁手段の弁開度を制御するようにしたことを特徴とする車両用空気調和装置。
請求項(抜粋):
少なくとも、放熱器と、エンジンによって駆動され放熱器に加熱媒体を循環させるポンプと、放熱器に向けて空気を送風するブロワと、放熱器出口空気温度の目標値を演算する目標出口空気温度演算手段と、放熱器出口空気温度または放熱器内加熱媒体温度を検知する放熱器温度センサと、加熱媒体循環回路内に設けられ、放熱器への加熱媒体の流量を調節する弁手段と、を有する車両用空気調和装置において、(a)前記弁手段の弁開度の予測演算を行う弁開度予測演算手段と、(b)前記目標出口空気温度演算手段により演算された目標出口空気温度と前記放熱器温度センサにより検知された放熱器温度との偏差の項を含むフィードバック演算式により弁開度を演算する弁開度フィードバック演算手段と、を有し、前記弁開度予測演算手段による演算結果と前記弁開度フィードバック演算手段による演算結果とから制御すべき弁開度を演算する弁開度演算手段を備え、該弁開度演算手段からの信号に基づいて前記弁手段の弁開度を制御するようにしたことを特徴とする車両用空気調和装置。

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